Round2 O.S.Field 奈良県


O.S.フィールド初の逆周り
O.S.フィールドで開催された今回の第2ラウンドは周回方向をこれまでとは逆の反時計周りにて行なった。各選手とも初のレイアウトの走行となるため、前日の練習走行から多数の選手が熱心にセットアップに励んでいた。また、O.S.フィールドは京阪神地区はもちろん、中京方面からのアクセスも良く、長野、東京からの参加者も含め、総勢79名がレース開催日の早朝からO.S.フィールドの開門を待ち列を作った。
   

練習走行を兼ねたトランスポンダーチェックのためのヒート別走行で、各選手は当日の路面コンディションを確認し予選に望んだ。


予選第1ラウンド(4分間)
エキスパートクラス 
佐橋忠彦選手(S747/Picco)が序盤リードするが、横山慎之佑選手(R4/O.S.)がトップに立つ。そして松田拓海選手(NT1/Picco)、山田勇斗選手(MTX5/Nova)の4台でトップ争い。その後、トップを走る横山選手はミス無く完走し、15周4分14秒067でトップゴール。続いてゴールした佐橋忠彦選手は15周4分14秒707。3番手には松田拓海選手が15周4分15秒074でゴール。

オープンクラス
1組目
澤田勇樹選手(MTX5/Nova)大東肇選手(MTX5/Nova)の両者が他の選手から抜きん出てトップ争いを繰り広げる。3番手には竹原健選手(NT1/Picco)が走行。トップ争いは澤田選手が制し、14周4分10秒520でトップゴール。2番手でゴールした大東選手は14周4分10秒582と、トップの澤田選手から遅れること僅か0.06秒。3番手には竹原選手が13周4分01秒858でゴール。

2組目
植田博之選手(NT1/O.S.)馬場一実選手(S747/RB)竹内聡史選手(S747/RB)の順で序盤のレースは進行。しかし、中盤に差し掛かったところで、馬場選手がトップに浮上し2番手に植田選手。3番手には竹内選手が大きくポジションを落としたことで4番手を走行していた片岡大作選手(NT1/Picco)が浮上。しかし、神田公一選手が最後ラップに片岡選手のタイムを上回り3番手タイムとなる13周4分08用022でゴール。トップの馬場選手は14周4分14秒549でトップゴール。2番手には植田選手が14周14秒569でゴール。

3組目
佐野清一選手(NT1/Picco)がスタート直後からトップを走行。その後ろでは、塩崎大介選手(NT1/Picco)、北山博之選手(MTX5/Nova)が2番手争いしながらトップをも狙う。そして4番手には中野晃選手(S747/Picco)が走行。トップ3台のタイム差は僅差でいつ逆転が起きてもおかしくない状態であったが、佐野選手がトップを守りきり13周4分00秒339でゴール。2番手にはゴール直前に2番手タイムで走行していた塩崎選手のタイムに勝った北山選手が13周4分00秒577でゴール。3番に塩崎選手が13周4分01秒881でゴールと、激しいタイム争いとなった。

4組目
神田侑輝選手(NT1/Picco)、富岡慎雄選手(S747/Xceed)、川畑大輔選手(R4/Nova)中野晃則選手(R4/Nova)の順でレースが進行。その後、中野選手が3番手になりトップから神田選手、富岡選手、中野選手の順となる。しかし、レース中盤に再び川畑選手が中野選手を抑えて3番手に浮上。川畑選手はそのまま勢いに乗って前の富岡選手のタイムをも上回る。4分が経過し、川畑選手は2番手タイムの14周4分15秒224でゴール。トップを守り切った神田選手は14周4分10秒231。3番手は富岡選手14周4分16秒640。

5組目
富田和成選手(RRR/O.S.)が他車に大きな差を付け序盤からレースをリードし、後ろの森村選手(NT1/Nova)、小林広紀選手(NT1/RB)との差を広げる。富田選手はそのままミスなく4分間を完走し、14周4分06秒232でゴール。森村選手、小林選手もそのまま完走し、それぞれ14周4分10秒733、14周4分16秒167でゴール。



TGゴムタイヤクラス
1組目
序盤から西村良太選手(NT1)須田健一選手(MTX5)がトップ争い。その後ろで大塚進之介選手(R4)、松川文彦選手(NT1)が3番手争いを繰り広げる。須田選手よりベストラップを上回るトップの西村選手は、須田選手との差を次第に広げる。そして4分が経過して西村選手が13周4分13秒355でゴール。須田選手もそのまま2番手タイムで完走し、13周4分13秒355。そして3番手争いを制した大塚選手が13周4分16秒773という3番手タイム。

2組目
関戸浩二選手(RRR)がスタート直後はトップになるが、すぐに津曲選手(MTX5)が関戸選手をかわしてトップとなる。これによりトップから津曲選手、関戸選手、岸本浩一選手(NT1)の順となる。その後、この3台の差は広がりトップの津曲選手から順にゴール。トップゴールの津曲選手は13周4分08秒477、2番手は関戸選手13周4分11秒379。3番手は岸本選手13周4分13秒806。

3組目
澤田勇樹選手が序盤からレースをリード。それを梅本辰彦選手(MTX5)女性ドライバーの伏本祐美子選手(SR)が追う。このトップ3台が結局のところ、この組のレースをリード。澤田選手を先頭に梅本選手、伏本選手が順次ゴール。トップの澤田選手は13周4分03秒835。2番手の梅本選手は13周4分08秒389。そして紅一点の伏本選手は13周4分18秒599。

予選第1ラウンド結果トップ5
エキスパートクラス
1位 横山慎之佑選手(R4/O.S.)15周4分14秒067
2位 佐橋忠彦選手(S747/Picco)15周4分14秒707
3位 松田拓海選手(NT1/Picco)15周4分15秒074
4位 山田勇斗選手(MTX5/Nova)14周4分00秒034
5位 佐橋祐也選手(S747/Xceed)14周4分00秒423

オープンクラス
1位 富田和成選手(RRR/O.S.)14周4分06秒232
2位 神田侑輝選手(NT1/Picco)14周4分10秒231
3位 澤田勇樹選手(MTX5/Nova)14周4分10秒520
4位 大東肇選手(MTX5/Nova)14周10秒587
5位 森村眞次選手(NT1/Nova)14周4分10秒733

TGゴムタイヤクラス
1位 澤田勇樹選手(MTX5)13周4分03秒835
2位 梅本辰彦選手(MTX5)13周4分08秒389
3位 津曲亮一選手(MTX5)13周4分08秒477
4位 西村良太選手(NT1)13周4分10秒585
5位 関戸浩二選手(RRR)13周4分11秒379

予選第2ラウンド
エキスパートクラス

横山選手がまたしても序盤からレースをリード。そして佐橋忠彦選手と寺内翼皓選手(MTX5/Nova)が追う。その後ろからまずは佐橋祐也選手が寺内選手をかわして前に出て、トップから横山、佐橋忠彦選手、佐橋祐也選手の順となる。トップの横山選手と佐橋忠彦選手が僅差で争うが、横山選手が15周4分15秒030でトップゴール。続いてゴールした佐橋忠彦選手は15周4分16秒871でゴール。3番手ゴールの佐橋祐也選手は15周に僅かに届かず、14周4分00秒190でゴール。

オープンクラス
1組目
澤田勇樹選手、大東肇選手、大垣哲也選手(R4/O.S.)、そして竹原選手の順でレースが進行。各車そのまま周回を重ねるが、間隔が次第に広がっていく。レース後半、3番手を走行していた大垣選手がトラブルで順位を落とす。これにより竹原選手が3番手となり、4分を経過してトップから澤田選手、大東選手、竹原選手がゴール。トップの澤田選手は14周4分09秒917大東選手は14周4分13秒065竹原選手は14周4分18秒633。

2組目
植田選手が前のラウンドより遥かに速いペースで周回を重ね、トップを走行。そして、1ラウンド目で記録を残せなかった遠藤凛選手(R4/O.S.)が今回は好調に周回を重ねて2番手タイムで走行。3番手を走行の神田公一選手も前のラウンドより良いペースで周回を重ねる。このまま4分が経過し、トップの植田選手が自己記録を更新する14周4分11秒573でゴール。2番手の遠藤選手は14周4分18秒479を記録。3番手の神田選手も自己記録を更新し、13周4分05秒167でゴール。

3組目
各マシンとも、予選第1ラウンドよりも好調なペースで周回を重ねていく。トップから佐野選手、北山選手と上位2台は前ラウンドと同じ選手が激しいトップタイム争いを繰り広げながら走行。3番手に中野晃選手、4番手に塩崎選手と続く。結局、上位からそのままの順でゴールし、佐野選手が14周4分16秒821、2番手の北山選手が14周4分16秒823でゴール。3番手の中野晃選手は14周にあと少しの13周4分02秒106でゴール。

4組目
神田選手、川畑選手がまたしても他の選手から抜きん出て周回を重ねる。3番手には原田博志選手(S747/Nova)、4番手には井森佐平治選手(MTX5/O.S.)が走行。レース中盤なると井森選手が3番手に浮上。そして4分が経過してトップの神田選手が14周4分10秒159と自己記録を更新してゴール。続いてゴールした川畑選手は4分16秒424。3番手の井森選手は自己記録を更新の13周4分00秒683でゴール。

5組目
この組では富田選手がまたしてもレースをリードしトップを独走。序盤、森村選手が2番手を走行するがタイムロスして順位を大きく落とす。そして松田誠選手(NT1/Nova)が2番手となり、3番手には松田彰選手(NT1/O.S.)が走る。トップの富田選手はミス無く完走し14周4分11秒972でゴール。2番手に松田誠選手が14周4分16秒384、3番手に松田彰選手が14周4分17秒547でゴール。

TGゴムタイヤクラス
1組目
トップを走行いていた西村選手が序盤でリタイヤ。これにより大塚選手がトップとなり、具志堅武治選手(NT1)、松川文彦選手(NT1)、伏見孝一選手(NT1)が続く。トップの大塚選手は後方の追撃を引き離し、そのまま13周4分14秒596でトップゴール。2番手の具志堅選手は13周4分18秒557松川選手は12周4分05秒081でゴール。

2組目
津曲選手と寺部泰三選手(NT1)がトップ争いしながらレースをリード。そして寺部選手に3番手の北山博之選手(G4 )が迫る。しかし寺部選手はレース後半にタイムロスしたところを後方の関戸選手、岸本選手にかわされてポジションを落とす。その結果、関戸選手が2番手タイムとなる13周4分14秒2283番手に岸本選手が13周4分16秒946でゴール。トップは津曲選手が守り抜き、13周4分14秒228でゴール。

3組目
澤田選手、伏本祐美子選手、梅本選手の3台がレースをリード。中でも澤田選手が伏本選手、棚橋選手に差を付けてトップを走行。その後、トップから澤田選手、梅本選手、伏本選手の順となりレースが進行。しかし、ゴール直前に梅本選手が大きくタイムロスして順位を落とす。これにより4番手を走行していた棚橋研選手(SR)が3番手となり12周4分01秒763でゴール。トップは澤田選手が難なくそのまま13周4分07秒922でゴール。2番手の伏本選手は12周4分00秒796でゴール。

予選総合結果トップ5
エキスパートクラス
1位 横山慎之佑選手(R4/O.S.)15周4分14秒067
2位 佐橋忠彦選手(S747/Picco)15周4分14秒707
3位 松田拓海選手(NT1/Picco)15周4分15秒074
4位 山田勇斗選手(MTX5/Nova)14周4分00秒034
5位 佐橋祐也選手(S747/Xceed)14周4分00秒190

オープンクラス
1位 富田和成選手(RRR/O.S.)14周4分06秒232
2位 澤田勇樹選手(MTX5/Nova)14周4分09秒917
3位 神田侑輝選手(NT1/Picco)14周4分10秒159
4位 大東肇選手(MTX5/Nova)14周10秒587
5位 森村眞次選手(NT1/Nova)14周4分10秒733

TGゴムタイヤクラス
1位 澤田勇樹選手(MTX5)13周4分03秒835
2位 梅本辰彦選手(MTX5)13周4分08秒389
3位 津曲亮一選手(MTX5)13周4分08秒477
4位 西村良太選手(NT1)13周4分10秒585
5位 関戸浩二選手(RRR)13周4分11秒379

予選最終ラウンド
エキスパートクラス
第2ラウンドで記録を残せた佐橋祐也選手が予選落ちのプレッシャーから開放されたのか、攻撃的にコースを周回し12周4分02秒591を記録してTQを獲得。そして今回からマシンをNT1にスイッチした松田拓海選手(NT1/Picco)も12周4分03秒677と総合4番手のタイムを記録。3番手には佐橋忠彦選手が12周4分04秒793、4番手に高畑翔暉選手(R4/O.S.)が12周4分05秒896でゴール。

オープンクラス
1組目
このラウンドでも遠藤選手がトップで走行し、そのままゴールを決める。しかし、記録は11周4分07秒108と、自己のベストタイムから大きく遅れる。遠藤選手とトップ争いをし、遠藤選手と0.3秒差の2番手でゴールした森山選手は11周4分07秒401と自己記録を更新。3番手ゴールの藤井選手も11周4分08秒645でゴールし、自己記録を更新。

2組目
富田選手、森村選手がレースをリード。その後、富田選手が次第に森村選手との差を広げ、12周4分10秒622と自己ベストを記録。2番手ゴールの森村選手も自身の記録を更新する12周4分19秒948を記録。3番手は北山選手と片岡大作選手(NT1/Sonic)が争い、北山選手が11周4分04秒087の3番手タイムでゴール。4番手ゴールの片岡選手は北山選手から1.6秒遅れてゴール。

3組目
ここまで満足な記録を残してこられなかった澤田選手が起死回生の走りを見せ、12周4分19秒694を記録。前のラウンドでは12周を記録した大東選手は2番手でゴールするものの11周4分0秒747と記録更新ならず。3番手には井森佐平治選手(MTX5/O.S.)が11周4分02秒599でゴール。

4組目
序盤、横山選手と中野選手が激しくトップ争いを繰り広げながら周回を重ねる。3番手を神本選手、佐用選手、上村二郎選手(S747/O.S.)が争う。トップ争いは横山選手が中野選手を抑え12周4分20秒643と遂に12周を記録。中野選手は12周に惜しくも届かず、11周4分0秒075の2番手タイム、かつ自己記録を更新してゴール。3番手争いは開地選手が制するものの、僅かに自己ベストに届かない11周4分05秒635でゴール。

TGゴムタイヤクラス
1組目
澤田選手、梅本選手、岸本浩一選手(NT1)、伏見孝一選手(R4)の順でレースが進行。各車そのまま4分間を完走しトップの澤田選手からゴール。澤田選手は11周4分10秒316と自己記録更新には届かず。2番手ゴールの梅本選手も11周4分14秒179と、自己ベスト更新には至らず。3番手の岸本選手は自己記録の更新となる11周4分22秒285を記録。

2組目
柴田選手が終始トップで走行し、これを寺部選手と津曲亮太選手(MTX5)が追う。柴田選手はそのまま11周4分09秒417でトップゴールするが、これまでの自身の記録更新には至らなかった。続いてゴールした寺部選手と津曲選手であったが、トップの柴田選手同様、記録更新することはできず。

3組目
大塚選手と棚橋選手がトップ争い。大塚選手は好調に周回を重ねて11周4分24秒483と、自己ベストを更新してトップゴール。棚橋選手は2番手でゴールするが、記録更新に至らない10周4分04秒575でゴール。3番手は中野選手が10周4分07秒523でゴール。

予選総合結果トップ5
エキスパートクラス
TQ 佐橋 祐也選手(S747/Xceed)12周4分02秒591
2位 佐橋 忠彦選手(S747/Picco)12周4分03秒000
3位 寺内 翼皓選手(MTX5/Novarossi)12周4分03秒226
4位 松田 拓海選手(NT1/Picco)12周4分03秒677
5位 高畑 翔喗選手(R4/O.S.)12周4分05秒896

オープンクラス
TQ 松田 誠選手(NT1/Novarossi)12周4分20秒517
2位 横山 正樹選手(V10/Sonic)12周4分20秒643
3位 竹原 健選手(NT1/Picco)12周4分21秒373
4位 竹原 健選手(NT1/Picco)12周4分21秒373
5位 井森佐平治選手(MTX5/Novarossi)11周4分00秒061
※ 富田選手、大東選手、澤田選手、森村選手はエキスパートクラスへ進出。

TGゴムタイヤクラス
1位 澤田 勇樹選手(MTX5)11周4分08秒353
2位 柴田 宗義選手(NT1)11周4分09秒152
3位 梅本 辰彦選手(MTX5)11周4分11秒685
4位 西村 良太選手(NT1)11周4分13秒472
5位 寺部 泰三選手(NT1)11周4分14秒269


勝ち上がり決勝
オープンクラス
ゼッケン順に滝正行選手(NT1/O.S.)、河野哲弥選手(RRR/O.S.)、篠川光則選手(MTX5/O.S.)を先頭にレースがスタート。その後すぐに篠川選手が2番手に浮上。このときすでのトップの滝選手が2番手との差を4秒にまで広げて走行レース中盤になると篠川選手と河野選手がそろって順位を落とし、2番手に後藤哲裕選手(NT1)、3番手に池辺祥児選手(MTX5/Nova)、4番手に篠川選手という形に順位が変わる。トップの滝選手を先頭にこの順で各車がゴールし、1/8ファイナルへ勝ち進んだ。

1/8ファイナル(7分)
1/16ファイナルから勝ち上がった10番グリッドの後藤選手が好スタートを決めてトップグループを走行。また、8番、9番グリッドの竹内選手、滝選手もスタート直後から上位に食い込む。トップは野元健一選手(NT1/Nova)が走行しレースをリード。2番手に後藤選手3番手に滝選手、4番手に竹内選手が走行。そして後藤選手が野元選手を抜いてトップとなる。抜かれた野元選手はペースを乱して少しづつ順位を落とす。レース中盤にはスタートで出遅れた大垣選手がポジションをあげてトップグループに追いつき、2番手にまで浮上。これでトップから後藤選手、大垣選手、竹内選手、野元選手となる。その後、竹内選手が大垣選手を抜き、さらに後藤選手をパスしてトップとなる。そのまま竹内選手がポジションをキープしてトップゴール。2番手には後藤選手、3番手に野元選手、4番手に大垣選手がゴールし、次の1/4ファイナルへ勝ちあがることとなった。

1/4ファイナル(7分)
スタートで数台が接触し、少し荒れたスタートとなり5番グリッドの中野晃則選手がトップを走行。しかし、すぐに神田公一選手がトップとなり中野選手、原田選手、佐用栄策選手(MTX5/Nova)の順でトップ争いが始まる。しかし、トップの神田選手は他車との差を広げながら走行し、次第に独走状態となる。後方では中野選手と原田選手が激しい2番手争い。トップの神田選手はミスなく7分間を完走しそのままトップゴール2番手争いは原田選手が制し、3番手に中野選手がそのままゴール。4番手は佐用選手がポジションを保ったままゴールし、この4台が1/2ファイナルへ勝ち上がった。

1/2ファイナル(10分)
富岡選手、佐野選手がリードする形で始まった1/2ファイナル。3番手には後方グリッドからスタートでうまく飛び出した神田公一選手が走行。2番手の佐野選手は序盤で大きくタイムロスしてトップ争いから脱落。2番手となった神田選手は前の富岡選手を抜いてトップとなり、その後を富岡選手、松田彰選、中野晃則選手が続く。レース中盤に差し掛かると、トップの神田選手は2番手の富岡選手との差を5秒にまで広げて逃げ切る体制作りに入る。その後、各車給油を終えるがそれぞれの差はまったく縮まる気配はない。レース後半になると、2番手を走行していた富岡選手のマシンに不運にもトラブルが発生して8番手にまで順位を落としてしまう。しかし、なんとか持ち直して走行を続けて最後は7位でゴール。富岡選手はなんとかグランドファイナルへ勝ち進むことが出来た。トップの神田選手は難なくトップゴールし、2番手に松田彰選手、3番手に中野晃則選手が続いてゴール。

グランドファイナル進出ドライバー
1.植田 博之選手(NT1/O.S.)
2.馬場 一実選手(S747/RB)
3.川畑 大輔選手(R4/NOVA)
4.小林 広紀選手(NT1/RB)
5.神田 公一選手(NT1/O.S.)
6.松田 彰選手(NT1/O.S.)
7.中野 晃則選手(R4/NOVAi)
8.竹原 健選手(NT1/PICCO)
9.井森 佐平治選手(MTX5/O.S.)
10.原田 博志選手(S747/NOVA)
11.富岡 慎雄選手(S747/XCEED)
12.佐用 栄作選手(MTX5/NOVA)


グランドファイナル(15分)
レース序盤は植田選手がレースをリード。その後ろを神田選手、馬場選手、中野晃則選手が続く。そのままレースは進行し中盤に差し掛かると神田選手が植田選手をかわしてトップになる。このとき、各車給油のタイミングのためか3番手以降の順位が大きく入れ替わる。その後、トップから神田選手、植田選手、馬場選手、川畑選手、中野晃則選手の順となる。中野晃則選手と川畑選手がレース後半にかけて4番手争いし、何度か順位が入れ替わる。トップの神田選手は2番手の植田選手、3番手の馬場選手との差を広げながら独走。そのまま15分を経過し、神田選手がオープンクラス優勝を遂げた。続いて植田選手、馬場選手がゴールし、次に4番手争いを制したのは前回優勝者の川畑選手。

順位 ドライバー トータルタイム ベストラップ モデル/エンジン 都道府県
1 神田 公一 50 15:13.4 17.367 NT1/PICCO/FUTABA 京都府
2 植田 博之 49 15:00.5 17.288 NT1/O.S./SANWA 和歌山県
3 馬場 一実 49 15:15.4 17.651 S747/RB/SANWA 長野県
4 川畑 大輔 48 15:01.6 17.563 R4/NOVA/SANWA 兵庫県
5 中野 晃則 48 15:10.6 17.697 R4/NOVA/SANWA 大阪府
6 松田 彰 47 15:01.2 17.855 NT1/O.S./SANWA 大阪府
7 井森 佐平治 47 15:05.2 17.804 MTX5/O.S./SANWA 奈良県
8 小林 広紀 47 15:15.6 17.893 NT1/RB/SANWA 岐阜県
9 原田 博志 47 15:16.2 18.101 S747/NOVA/SANWA 大阪府
10 竹原 健 40 15:10.3 17.807 NT1/PICCO/FUTABA 和歌山県
11 佐用 栄策 29 09:24.8 17.781 MTX-5/NOVA/SANWA 兵庫県
12 富岡 慎雄 9 02:56.1 17.942 S747/XCEED/SANWA 長野県


TGゴムタイヤクラス勝ち上がり決勝
1/8ファイナル
1番グリッドスタートの皆川誠選手(NT1)がスタートをうまく決めてトップを走行。小津健一選手(NT1)、菅野仁司選手(NT1)橋本浩選手(RRR)と続く。各マシンの差は約1秒程度でレースは進行。レース中盤に菅野選手が小津選手をかわして2番手に浮上。レース後半に菅野選手は遂にトップの皆川選手の前にでてトップに立つ。そのまま菅野選手はトップでゴールし、2番手に皆川選手がゴール。3番手にはレース序盤から4番手を走行していた橋本選手が最後の最後に小津選手をパスして3番手でゴールし、この上位4台が1/4ファイナルへ勝ち上がった。

1/4ファイナル
スタート後、楠譲選手(NT1)がトップを走行し、後ろから松川文彦選手(NT1)が猛チャージをかける。スタートからわずか3分で松川選手が楠選手をかわしてトップに立つ。そして今度は3番手を走行していた後藤選手が2番手に順位を落とした楠選手に迫り、楠選手をパスして2番手に浮上。後藤選手はそのままトップの松川選手をパスしてトップとなる。このとき、トップから後藤選手、松川選手、楠選手、そして後方から追い上げてきた井路端浩志選手(NT1)の順となる。その後、4番手の井路端選手は次第に順位を上げレース後半には遂にトップとなる。そしてゴール直前には2番手に後藤選手、3番手に楠選手、4番手に菅野選手という順となり、井路端選手を先頭に各車がゴール。

1/2セミファイナル(10分)
スタート直後、ゼッケン1番から5番までがゼッケン順に走行。まずは3分を過ぎたところで2番手の須田選手のマシンがペースの下落とともに順位が落ちていく。これでトップから関戸選手、岸本選手、大塚選手、北山選手、須田選手、そして最後尾スタートから追上げてきた菅野選手の順となる。その後、各車給油を終えるとトップは岸本選手となり、2番手に大塚選手、3番手に北山選手、4番手に関戸選手という順序となる。序盤トップを走行していた関戸選手は挽回の走りでゴール直前には2番手に浮上。しかし、関戸選手は不運に見舞われてマシンがストップ。トップは岸本選手が守り抜いてゴール。そして北山選手、大塚選手が菅野選手が続いてゴール。ゴール直前に不運にも止まってしまった関戸選手はなんとか8番手タイムだったので、グランドファイナルへ進出を果たすことが出来た。


グランドファイナル進出ドライバー
1.澤田 勇樹選手(MTX5)
2.梅本 辰彦選手(MTX5)
3.津曲 亮一選手(MTX5)
4.西村 良太選手(NT1)
5.岸本 浩一選手(NT1)
6.北山 博之選手(G4)
7.大塚 進之介選手(R4)
8.菅野 仁司選手(NT1)
9.井路端 浩志選手(NT1)
10.寺部 泰三選手(NT1)
11.伏元 祐美子選手(SR)
12.関戸 浩二選手(RRR)


グランドファイナル(15分)
ゼッケン1番を先頭に各マシンは綺麗にスタート。スタート後の混雑を利用して10番グリッドの寺部選手が5番手まで浮上するが、トラブルで後方まで順位を落とすトップから澤田選手、梅本選手、津曲選手、西村選手の順でレースが進行。その後ろには北山選手、井路端選手、大塚選手、伏本祐美子選手が続く。6分を過ぎたところで西村選手が津曲選手の前に出て3番手となる。後方では9番手の関戸選手が伏本選手をかわして8番手となる。そのまま、レースは進行しトップの澤田選手は後続との差を広げて独走状態。12分を過ぎて5番手の北山選手が大きくタイムロスして最後尾にまで順位を落とす。トップの澤田選手は独走のままトップゴールし、TGゴムタイヤクラス2戦連続優勝を果たした。2番手には梅本選手、3番手には西村選手がゴール。

順位 ドライバー トータルタイム ベストラップ モデル/エンジン 都道府県
1 澤田 勇樹 47 15:16.0 18.450 MTX-5/SANWA 大阪府
2 梅本 辰彦 46 15:09.5 18.725 MTX5/SANWA 大阪府
3 西村 良太 46 15:18.4 18.901 NT1/SANWA 京都府
4 津曲 亮一 45 15:00.3 18.551 MTX5/SANWA 奈良県
5 大塚 進之介 45 15:11.4 19.265 R4/SANWA 大阪府
6 関戸 浩二 45 15:14.4 18.818 RRR/FUTABA 神奈川県
7 井路端 浩志 45 15:19.6 19.045 NT1/SANWA 大阪府
8 寺部 泰三 44 15:01.6 19.196 NT1/SANWA 大阪府
9 菅野 仁司 44 15:11.0 19.287 NT1/SANWA 大阪府
10 岸本 浩一 44 15:13.2 19.067 NT1/SANWA 大阪府
11 伏本 祐美子 43 15:02.2 19.735 SR/FUTABA 愛知県
12 北山 博之 42 15:23.2 19.183 G4/SANWA 大阪府



エキスパートクラス(15分)
スターティンググリッド
1.横山 慎之佑選手(R4/O.S.)
2.佐橋 忠彦選手(S747/Picco)
3.松田 拓海選手(NT1/Picco)
4.山田 勇斗選手(MTX5/Novarossi)
5.佐橋 祐也選手(S747/Xceed)
6.寺内 翼皓選手(MTX5/Novarossi)
7.嶋崎 真弥選手(MTX5/Novarossi)
8.富田 和成選手(RRR/O.S.)
9.澤田 勇樹選手(MTX5/Novarossi)
10.神田 侑輝(NT1/PICCO)
11.大東 肇選手(MTX5/Novarossi)
12.森村 眞次選手(NT1/Novarossi)


TQを獲得した横山選手が好スタートを決めてトップを走行する形でレースが始まるが、いきなり寺内選手がストレートエンドで転倒して大きく順位を落とす。2番手に松田拓海選手、3番手に佐橋祐也選手、4番手に佐橋忠彦選手。その後すぐに佐橋祐也選手が松田選手をかわして2番手に浮上。一方、スタート直後に転倒して順位を落とした寺内選手が早くも中盤順位までリカバリーするが、またしてもインフィールドで転倒し大きく順位を落とす。5分を過ぎたところで、2番手を走行する佐橋祐也選手のマシンが突如失速し、佐橋祐也選手は最後尾まで順位を落とす。これで2番手となった佐橋忠彦選手はトップの横山選手と約4秒差。3番手には松田選手。3番手の松田選手はトラブルのためかペースが落ち、後ろから徐々に追い上げてきた嶋崎真弥選手(MTX5/Nova)に抜かれてしまい、その後は後方まで大きく順位を落とす。ところが嶋崎選手もその後トラブルで順位を一気に落とし、トップの横山選手、2番手に佐橋忠彦選手以下は混沌とした状態となる。レース後半には依然としてトップを走行する横山選手と佐橋忠彦選手を先頭に、混沌とした状態から抜け出た富田選手と神田侑樹選手が続く。このまま15分を迎えて横山選手がトップゴールし、優勝を果たした。2位に佐橋忠彦選手、3位に富田選手が入賞。

順位 ドライバー トータルタイム ベストラップ モデル/エンジン 都道府県
1 横山 慎之佑 52 15:15.1 16.879 R4SP/O.S./FUTABA 大阪府
2 佐橋 忠彦 52 15:16.0 16.817 S747/PICCO/SANWA 大阪府
3 富田 和成 50 15:07.8 17.104 RRR/O.S./SANWA 和歌山県
4 神田 侑輝 49 15:15.6 17.109 NT1/PICCO/FUTABA 京都府
5 松田 拓海 49 15:32.1 16.649 NT1/PICCO/SANWA 大阪府
6 森村 眞次 48 15:08.9 17.620 NT1/NOVA/FUTABA 兵庫県
7 嶋崎 真弥 47 15:16.9 16.914 MTX-5/NOVA/SANWA 京都府
8 佐橋 祐也 46 15:10.2 16.803 S747/XCEED/SANWA 大阪府
9 大東 肇 45 15:03.2 17.403 MTX-5/NOVA/SANWA 京都府
10 寺内 翼皓 41 15:00.1 16.662 MTX-5/NOVA/SANWA 大阪府
11 山田 勇斗 38 11:58.9 16.736 MTX-5/NOVA/SANWA 大阪府
12 澤田 勇樹 26 08:07.8 17.196 MTX-5/NOVA/SANWA 大阪府





2013 Round2 O.S.Field EXP決勝


オープンクラス表彰式


TGクラス表彰式