2012.8.6

PGTC Rd4 HOKUSEIサーキット

晴天に恵まれた8月5日、PGTC ラウンド4が三重県のホクセイサーキットにて開催された。今回、事前エントリーでは今までで最多となる94名の申し込みがあった。レース当日は遠征選手達のキャンセルもあったが、東京や鹿児島といった遠征選手を含む84名のドライバーが集った。そして、今回はTeam Kyoshoの下選手、Team Mugenの福田選手といったメジャードライバーの参加もあり、オープンクラスはより一層白熱したレースが期待された。

予選第1ラウンド


オープンクラス 1組目
前回のPGTC Rd3で優勝した佐橋忠彦選手(弟/S747/Picco)が今回も好調な様子で序盤から好タイムで周回を重ねる。これに寺内翼皓選手(MTX5/Nova)、Team Kyoshoの下高章選手(R4/O.S.)、大岩秀幸選手(NT1/RB)が続く。この順位のまま各車ハイペースで走り切り、佐橋忠彦選手が12周4分1秒677でトップゴール。続いて寺内選手が12周4分2秒785、下選手が12周4分3秒254でゴール。

オープンクラス 2組目
佐橋祐也選手(S747/Xceed)と福田圭亮選手(MTX5/Nova)の一騎打ちが予想されたが福田選手がマシントラブルを抱えて後退。佐橋選手は難なくそのまま12周4分2秒562でトップゴール。その後方では2番手タイムを北山博之選手(MTX5/Nova)と神奈川から参加の菊池博保選手(R4/O.S)が争う。途中、順位が入れ替わりながら周回を重ね、最後は菊池選手が12周4分15秒404で2番手争いに終止符を打った。北山選手は12周4分16秒588でゴール。

オープンクラス 3組目
PGTCのファイナルへ常に進出する高畑翔輝選手(R4/O.S.)、嶋崎真弥選手(MTX5/Nova)、横山慎之佑選手(NT1/O.S.)が走る3組目。まずは高畑選手が抜け出えトップタイムで走行。そして、嶋崎選手が続く。横山選手ペースが上がらず。一方、久しぶりの参加となる藤井拓哉選手(S747/Nova)が好調な走りで前の嶋崎選手と2番手タイムを争う。そして最後に藤井選手が逆転し、この組の2番手タイムとなる12周4分11秒767でゴール。3番手ゴールの嶋崎選手は12周4分11秒839。トップゴールの高畑選手は12周4分1秒692。

オープンクラス 4組目
松田拓海選手(S747/Xceed)がスタートできず、このラウンドを落としてしまう。そして序盤、山田勇斗選手(MTX5/Nova)と渡辺英男選手(G4/Nova)がトップ争い。しかし、山田選手がトラブルで後退し、代わって馬場一実選手(S747/RB)が渡辺選手とトップ争い。しかし、最後は山田選手が再び追い上げて馬場選手のタイムを破り2番手タイムとなる12周4分14秒563でゴール。トップの渡辺選手は12周4分9秒623でゴール。

スポーツクラス 1組目
スタート直後、好タイムで走行していた水野武選手(MTX5/Picco)であったが、レース序盤に大きくタイムロスをしてしまいトップ争いから脱落。代わって遠藤凛選手(R4/O.S.)がトップに立ちレースをリード。そして川島靖裕選手(MTX5/O.S.)、片岡大作選手(NT1/Picco)が続き、この3台がそのまま順次ゴール。トップの遠藤選手は11周4分0秒151、川島選手が11周4分4秒754、片岡選手が11周4分9秒825。

スポーツクラス 2組目
安定した走りをしていた安藤慎選手(MTX5/Picco)がスタートから2分でトップとなる。そしてPGTC Rd3では3位となった開地範之選手(S747/Nova)が安藤選手を追う。しかし、開地選手はレース序盤でのタイムロスが後に響き12周にあと一歩届かない、11周4分1秒763で2番手タイムでゴール。トップの安藤選手はこの組唯一の12周4分14秒384でゴール。

スポーツクラス 3組目
21秒台前半のタイムを記録しながら走行していた鳥井清張選手(R4/O.S.)が序盤からトップを走行。続いて寺部泰三選手(R4/Picco)、山内宏一選手(NT1/Nova)が2番手、3番手タイムで走行。トップの鳥井選手は好調に周回を重ねて12周4分16秒312でゴール。2番手の寺部選手は11周4分3秒212、3番手の山内選手は11周4分5秒752.

スポーツクラス 4組目
神本好樹選手(S747/Picco)が序盤から順調にハイペースで周回を重ねてトップを走行。2番手には鹿児島から参加の前田博志選手(S747/Picco)。前田選手もトップの神本選手と同様に21秒台のタイムをマークしながら周回を重ねる。3番手には大垣哲也選手(R4/Picco)。そのまま4分が経過し、神本選手が12周4分21秒604でトップゴール。2番手に前田選手が11周4分1秒180、3番手に大垣選手が11周4分2秒442でゴール。

スポーツクラス 5組目
序盤から伊藤茂選手(NT1/Picco)と小口和馬選手(S747/Sonic)が激しいトップタイム争い。3番手には澤田勇樹選手(MTX5/Nova)が走行。しかし、トップ2台は少しずつ3番手以降とタイム差を広げていく。4分が経過し最後までトップ争いを繰り広げた伊藤選手と小口選手は、伊藤選手が小口選手を0.076秒上回り12周4分13秒957でトップゴールし
1ラウンド目のトップタイムとなる。小口選手は12周4分14秒033。3番手の澤田選手は12周4分20秒137でゴール。

予選第1ラウンド総合トップ5
オープンクラス
1位 佐橋 忠彦 選手 12周4分01秒677
2位 高畑 翔輝 選手 12周4分01秒692
3位 佐橋 祐也 選手 12周4分02秒562
4位 寺内 翼皓 選手 12周4分02秒785
5位 下  高章 選手 12周4分03秒254

スポーツクラス
1位 伊藤 茂  選手 12周4分13秒957
2位 小口 和馬 選手 12周4分14秒033
3位 安藤 慎  選手 12周4分14秒384
4位 鳥井 清張 選手 12周4分16秒312
5位 澤田 勇樹 選手 12周4分20秒137






 

予選第2ラウンド


オープンクラス 1組目
オープニングラップから19秒台のタイムをマークする佐橋忠彦選手がこの予選第2ラウンドでも好調の兆しを見せる。しかし、下選手もこのラウンドではかなり良い感じの模様で、トップを走行する佐橋選手を上回る勢いで周回を重ねる。3番手には寺内選手、4番手には小室崇仁選手(R4/O.S.)。しかし、トップ2台はは寺内選手以降を次第に引き離していく。4分間、どのドライバーもミス無く走りきり佐橋選手が今回も12周4分0秒449でトップタイムゴール。2番手の下選手も自身の記録を大きく更新し、12周4分1秒471でゴール。寺内選手は12周4分5秒798でゴール。

オープンクラス 2組目
予選1ラウンド目で奮わなかった福田選手が挽回の走りで、この組をトップで走行する佐橋選手に迫る。しかし、両者の差は周回を重ねるたびに広がり、佐橋選手がまたしてもトップタイムでゴール。(12周4分1秒080)。2番手でゴールした福田選手も確実のタイムを残し12周4分3秒491.3番手には自身の記録を大きく更新した稲垣正義選手(NT1/Nova)が12周4分13秒491でゴール。

オープンクラス 3組目
嶋崎選手と横山選手、そして嶋崎選手の3人がトップタイムを争いという形でスタートしたオープンクラスの3組目。3者は2分過ぎまで0.2秒差で走行。しかし、レース後半に差し掛かると3番手を走行していた高畑選手が一時トップに立ち、19秒837というラップタイムを記録。しかし、4分のゴールで横山選手が逆転して12周4分3秒016でトップゴール。続いて高畑選手が12周4分3秒267、3番手に嶋崎選手が12周4分386でゴール。

オープンクラス 4組目
予選1ラウンド目で記録を残せなかった松田選手が、今回は好調に周回を重ねベストラップも19秒917をマーク。そのままこの組のトップタイム 12周4分1秒726でゴール。2番手には終始2番手タイムで走行していた山田選手がミス無くパーフェクトな走りで12周4分4秒760でゴール。3番手には序盤でのタイムロスがあったものの後半に追い上げてきた渡辺選手が12周4分10秒119でゴール。

スポーツクラス 1組目
またしても遠藤選手が好調なペースで周回を重ねる。2番手には水野武選手、3番手には片岡選手。片岡選手はレース中盤に水野選手のタイムを上回り2番手にポジションを上げる。その後、4分を経過しトップを走行する遠藤選手から順にゴール。トップゴールの遠藤選手は12周に入り4分20秒736でゴール。片岡選手は2番手でゴールしたものの、11周4分10秒140と記録更新ならず。3番手ゴールの水野選手は11周4分10秒948と自身の記録を大きく更新。

スポーツクラス 2組目
安藤選手がスタート直後はトップタイムで走行。2番手を開地選手、3番手を酒井良之選手(NT1/Nova)が走行。しかし、トップの安藤選手がその後トラブルを抱えて後退。開地選手もタイムロスがあり、これにより酒井選手がトップとなる。3分を過ぎたところで後方から追い上げてきた山中宗士選手(R4/Nova)が一気にトップへ躍り出る。そして開地選手もペースを取り戻して2番手に浮上。山中選手はそのままトップで12周4分21秒109でゴール。続いて開地選手が11周4分0秒572、酒井選手が11周4分1秒290でゴール。

スポーツクラス 3組目
好調なスタートでトップを走行していた寺部選手が、すぐにトラブルで後退。鳥井選手がトップとなる。その後ろでは高松雅夫選手(NT1/Nova)と山内選手が2番手争い。しかし、山内選手が2番手タイムを守り抜く11周4分7秒868でゴール。高松選手は11周4分12秒077でゴール。トップでゴールした鳥井選手は12周を記録し、4分20秒863という好タイムでゴール。

スポーツクラス 4組目
この組では神本選手と前田選手がトップ争い。トップを走る神本選手は次第に後続との差を広げ独走。そのまま4分を完走し、12周4分19秒021と自身の記録を大きく更新してゴール。2番手でゴールした前田選手は序盤のタイムロスが響き、12周にあと一歩届かず11周4分3秒164。3番手には前田選手と2番手タイムを争った谷川功選手(NT1/Nova)が11周4分3秒768でゴール。

スポーツクラス 5組目
序盤から伊藤選手、小口選手、澤田選手、荻元辰之介選手(S747/Picco)の順。その後、トップの伊藤選手、小口選手が抜け出てトップタイム争いを繰り広げる。レース中盤にかけてその差に開きが現れる。伊藤選手がそのまま12周4分15秒703でトップゴール。2番手でゴールした小口選手は12周4分18秒434。3番手の澤田選手は11周4分0秒005、4番手の萩本選手は11周4分4秒968でゴール。

予選第2ラウンド総合トップ5
オープンクラス
1位 佐橋 忠彦 選手 12周4分00秒449
2位 佐橋 祐也 選手 12周4分01秒080
3位 下  高章 選手 12周4分01秒471
4位 高畑 翔輝 選手 12周4分01秒692
5位 松田 拓海 選手 12周4分01秒726

スポーツクラス
1位 伊藤 茂  選手 12周4分13秒957
2位 小口 和馬 選手 12周4分14秒033
3位 安藤 慎  選手 12周4分14秒384
4位 鳥井 清張 選手 12周4分16秒312
5位 神本 好樹 選手 12周4分19秒021



 

予選最終ラウンド


オープンクラス 1組目
この日、絶好調の佐橋(弟)選手が19秒台のタイムをマークしながら13周に入りそうな走りで周回を重ねる。下選手も懸命にペースアップを図るが思うようにタイムが伸びず。結局、佐橋(弟)選手がそのままこの組のトップタイム 12周4分0秒552でゴール。2番手の下選手は4分2秒901でゴールと、記録更新ならず。3番手には終始安定していたがタイム更新につながらなかった寺内選手が12周4分4秒230でゴール。

オープンクラス 2組目
序盤から佐橋(兄)選手と福田選手がまたしてもトップタイム争い。逆転を狙う福田選手であったが、佐橋選手のペースから次第に遅れて両者の差が広がっていく。3番手には稲垣選手が走行。4分を経過し佐橋選手がそのままこの組のトップタイムとなる12周4分1秒391でゴール。2番手の福田選手は12秒4分4秒454でゴール。3番手の稲垣選手は12周4分10秒757と自身の記録を更新してのゴール。

オープンクラス 3組目
横山選手を先頭にスタートするが、すぐに高畑選手がトップとなり2番手に嶋崎選手、3番手に横山選手となる。2分を過ぎてトップの高畑選手と後ろの嶋崎選手のタイム差は1.3秒。嶋崎選手も果敢にペースアップを図り、3分30秒の時点で高畑選手に1.1秒差までタイムを詰める。しかし高畑選手がそのまま12周4分2秒856でトップゴール。嶋崎選手はゴール直前に横山選手に逆転され12周4分4秒842と3番手でゴール。2番手でゴールした横山選手は12周4分4秒764でゴール。

オープンクラス 4組目
この組では松田選手がまたしても好調にトップタイムで周回。2番手タイムで山田選手が走行するが、松田選手との差は徐々に広がる。松田選手はそのまま12周4分1秒726というタイムでトップゴール。一方、2番タイムで走行していた山田選手は最終ラップで大きくタイムロスして4番手でゴール。2番手には神田侑輝選手(NT1/Picco)が12周4分12秒843でゴール。3番手には渡辺選手が12周4分13秒631でゴール。

スポーツクラス 1組目
序盤から遠藤選手、水野選手、片岡選手の順でレースが進行。1分30秒を過ぎて3番手の片岡選手が2番手に浮上し、トップと2.7秒差。トップとの差を詰めようと片岡選手が果敢に攻める。3分を過ぎ、トップを走る遠藤選手がトラブルを抱えて脱落。片岡選手がトップとなり、そのまま11周4分6秒575でトップゴール。2番手にはレース後半に追い上げてきた川島選手が2番手の水野選手を逆転して11周4分7秒594で2番手タイムでゴール。水野選手は11周4分8秒015でゴール。

スポーツクラス 2組目
これまでこの組のトップ争いをしてきた選手の開地選手と山中選手がこのラウンドではレース中盤にはトラブルを抱えて脱落。安藤選手がトップとなりレースをリード。後続には原田博志選手(NT1/Nova)、中野晃選手(S747/Picco)が続く。レース中盤から後半にかけて3番手の中野選手が前との差を詰める。しかし、4分が経過しトップの安藤選手から順次ゴール。トップの安藤選手は12周4分17秒646、原田選手は12周4分21秒400、中野選手は12周4分22秒110。

スポーツクラス 3組目
高松選手のリードから始まるが、すぐに鳥井選手がトップとなる。その後、2分を過ぎて高松選手がトラブルのためか、一気に順位を大きく落としてしまう。これで3番手を走行していた寺部選手が2番手、山内選手が3番手に浮上。トップの鳥井選手がそのまま最後までレースをリードし12周4分17秒207でゴール。2番手でゴールした寺部選手は11周4分3秒506。3番手ゴールの山内選手は11周4分13秒176。

スポーツクラス 4組目
序盤から神本選手が好タイムで周回を重ねる。しかし、0.3秒差で前田選手が2番手を走行。3番手には谷川功選手が走行。トップを走行する神本選手が徐々に後続とのタイム差を広げ、そのまま4分間トップを走行し12周4分18秒268でゴール。2番手の前田選手は惜しくも12周に入ることができず11周4分0秒122でゴール。谷川選手は11周4分3秒903。

スポーツクラス 5組目
伊藤選手と小口選手が僅差でトップ争いを繰り広げる。この2台が3番手以降を引き離してレースをリード。中盤には2番手の小口選手が20秒580というこの組での最速ラップを記録。しかし、前の伊藤選手に追いつくことは出来ず、伊藤選手が12周4分16秒034でゴール。2番手の小口選手は12周4分17秒820でゴール。3番手には萩本選手が11周4分0秒202でゴール。

予選第総合トップ5
オープンクラス
1位 佐橋 忠彦 選手 12周4分00秒449
2位 佐橋 祐也 選手 12周4分01秒080
3位 下  高章 選手 12周4分01秒471
4位 高畑 翔輝 選手 12周4分01秒692
5位 松田 拓海 選手 12周4分01秒726

スポーツクラス
1位 伊藤 茂  選手 12周4分13秒957
2位 小口 和馬 選手 12周4分14秒033
3位 安藤 慎  選手 12周4分14秒384
4位 鳥井 清張 選手 12周4分16秒312
5位 神本 好樹 選手 12周4分18秒268






 

オープンクラス勝ち上がり決勝



オープンクラス 1/16 ファイナル
スタート直後の混乱が落ち着いた1分過ぎ、トップから松田誠選手(MTX5/Nova)、川村昌義選手(NT1/Picco)、富岡慎雄選手(S747/Picco)、藤川直亮選手(S747/RB)の順でレースが進行。2分30秒を経過したところで2番手の川村選手がタイムロスして順位を4番手に落とす。これにより2番手に浮上した冨岡選手が5分過ぎにトップとなり、トップを奪われた松田選手は3番手に順位を落とす。トップから富岡選手、藤川選手、松田選手、川村選手となり、しかも各車の差は僅差。その僅差のまま各車ゴールし、この上位4台が勝ち上がることとなった。

オープンクラス 1/8 ファイナル
菊池博保選手(R4/O.S.)、大東肇選手(MTX5/Nova)、大西裕一郎選手(S747/RB)、藤川直亮選手(S747/RB)の順で始まったオープンクラスの1/8ファイナル。このまま3分が経過し、5番手を走行していた松田誠選手(MTX5/Nova)が藤川選手をかわして4番手となる。その後トップ争いが激しくなり、大東選手が菊池選手を抜いてトップとなる。給油の時点になるとスタートで遅れていた森谷将選手が3番手までポジションをアップ。これでトップから菊池選手、大東選手、森谷選手。その後、後方から川村選手が次第にポジションを上げ4番手に浮上。この4台がそのままゴールし、勝ち上がりが決まった。

オープンクラス 1/4 ファイナル
稲垣正義選手(NT1/Nova)と神田侑輝選手(NT1/Picco)が激しいトップ争いを繰り広げる。3番手には大岩秀幸選手(NT1/RB)、4番手に藤井拓哉選手(S747/Nova)。4分がそのまま経過し、各車給油となる。この給油後、トップに大岩選手が立ち、2番手に神田選手、3番手に藤井選手、4番手に稲垣選手という順になる。その後、2番手争いが激化し7分を迎える直前には両者の差が0.2秒にまで詰まる。しかし、逆転劇は起きずトップから大岩選手、神田選手、藤井選手、稲垣選手がゴールしセミファイナルへの勝ち上がりが決まった。

オープンクラス 1/2ファイナル 10分
トップの横山慎之佑選手(NT1/O.S.)と嶋崎真弥選手(MTX5/Nova)がコンマ数秒差でトップ争い。そして、山田勇斗選手(MTX5/Nova)が嶋崎選手から約3秒離れた後方から逆転のチャンスを覗う。4番手は寺内翼皓選手(MTX5/Nova)、5番手に小室崇仁選手(R4/O.S.)が走行。3分過ぎ、遂に嶋崎選手が横山選手の前に出てトップに立つ。5分を経過し、再び横山選手がトップに立ち、嶋崎選手は2番手に。このとき、後方でも寺内選手が順位を3番手に上げてきていた。そして4番手には福田圭亮選手(MTX5/Picco)がトップ3台に迫ってきており更なる展開を期待させる。レース中盤を過ぎたころから、トップを走る横山選手と2番手の山田選手との差が徐々に広がり始める。しかし、その後各車の差が詰まることなく、トップの横山選手を先頭に山田選手、寺内選手、福田選手と順次ゴール。この4台に加え、大岩選手、小室選手、稲垣選手、藤井選手の計8台がグランドファイナル進出を決めた。






 

オープンクラス グランドファイナル(20分)


SERPENT747 2連覇達成!!

佐橋忠彦選手(S747/Picco)と下高章選手(R4/O.S.)がまずは抜け出てトップ争い。ハイペースで周回を重ねる。これに高畑翔輝選手(R4/O.S.)、山田勇斗選手(MTX5/Nova)が続く。周回を重ねるにつれ、トップの佐橋忠彦選手が次第に下選手との差を広げる。しかし、下選手が痛恨のミス。これでトップ争いから転落してしまう。依然として佐橋(弟)選手がトップをキープし、その後を高畑選手、佐橋(兄)選手、寺内選手が続く。トップの佐橋(弟)選手はさらに後続との差を広げ、10分を経過した時点で2番手と3.8秒差となる。その後、高畑選手と佐橋(兄)選手の2番手争いが激化。しかし、前の高畑選手が佐橋(兄)選手との差を広げて沈静化。トップの佐橋(弟)選手は2番手の高畑選手との差を5秒以上にまで広げて残り時間が5分となる。しかし、ここからトップを走る佐橋(弟)選手のタイムが一気に落ち、たちまち高畑選手との差が縮まる。17分を過ぎて2.4秒差が18分を過ぎると1.4秒差に。さらにその差は縮まり0.5秒差となる。このまま残り1分となり高畑選手の逆転ゴールになるかと思われたが、佐橋(弟)選手が高畑選手を見事に抑え、前回のPGTCラウンド3に引き続く2連勝でラウンド4を終えた。2番手に高畑選手、3番手に佐橋(兄)選手。

1 佐橋 忠彦 57 20:00.441 19.929 S747/PICCO/SANWA 大阪府
2 高畑 翔暉 57 20:01.225 19.922 R4/O.S./FUTABA 岡山県
3 佐橋 祐也 57 20:03.819 20.125 S747/XCEED/SANWA 大阪府
4 横山 慎之佑 57 20:17.548 20.218 NT1/O.S./FUTABA 大阪府
5 福田 圭亮 56 20:01.996 20.147 MTX5/PICCO/SANWA 神奈川県
6 寺内 翼皓 55 20:16.326 20.069 MTX5/NOVA/SANWA 大阪府
7 大岩 秀幸 54 20:02.718 20.574 XRAY NT1/RB/SANWA 愛知県
8 山田 勇斗 54 20:17.764 20.190 MTX5/NOVA/SANWA 奈良県
9 稲垣 正義 52 20:00.854 20.292 NT1/NOVA/SANWA 愛知県
10 小室 崇仁 49 20:04.231 20.680 R4/O.S./SANWA 神奈川県
11 下   高章 43 20:20.272 20.050 R4/O.S./FUTABA 東京都
12 藤井 拓也 08 03:15.968 21.090 MTX5/NOVA/SANWA 岡山県

スポーツクラス勝ち上がり決勝


勝ち上がり決勝 7分
スポーツクラス 1/64ファイナル
スタートで小夷敏和選手(S733/Nova)と松林憲一選手(R4/O.S.)が出遅れてしまう。トップから川口朋選手(NT1/Picco)、上田和広選手(S747/Picco)、加藤文晶選手(NT1/Picco)の順。レース後半になってもトップを川口選手がキープ。しかし、2番手に加藤選手、3番手に上田選手。そして追い上げてきた松林選手が4番手となる。7分を経過し、各車この順でゴールし、この4台の勝ち上がりが確定した。

スポーツクラス 1/32 ファイナル
菅沼広高選手(S733/Xceed)が好スタートを切りトップ。しかし、すぐに後続の浜田信義選手(HK1/Nova)がトップに立つ。その後、菅沼選手はリタイヤしレースを終えてしまう。2番手に岸本浩一選手(NT1/O.S.)3番手を武山裕樹選手が走りこの3台がトップ争い。2分を過ぎて岸本選手がトップに立つ。このとき、浜田選手はトラブルのためか一時大きく順位を落とす。各車給油後、追い上げてきた小倉克志選手(NT1/Picco)が4番手まで浮上し、そのまま3番手に浮上。これでレース後半にはトップから岸本選手、武山選手、小倉選手となる。順位を大きく落とした浜田選手がゴール直前に4番手に浮上。トップからこの4台が順次ゴールして勝ち上がりが決定。

スポーツクラス 1/16 ファイナル
好スタートを切った寺田選手がレースをリード。坂野雅章選手(NT1/O.S.)、浅井賢一選手(R4/Nova)が続く。1分を過ぎて坂野選手が順位を大きく落とし、浅井選手が2番手に浮上。3番手にはスタート後から少しずつ追い上げてきた武山選手(NT1/Nova)が走行。武山選手はそのまま前の浅井選手をパスして2番手に順位を上げる。浅井選手はその後大きくタイムロスしてトップ争いから脱落。レース後半になると、武山選手は遂に前の寺田選手をパスしてトップに立ち、2番手に寺田選手となる。3番手にはなんと中山博夫選手(HK1/SONIC)が追い上げてきており、4番手には序盤で順位を大きく落とした坂野選手が再び浮上。この順列となったところで7分を経過し、トップの武山選手から順次ゴール。勝ち上がりは、武山選手、寺田選手、中山選手、野元選手。

スポーツクラス 1/8ファイナル
レース序盤は井戸田光司選手(MTX5/Picco)と片岡大作選手(NT1/Picco)がトップ争い。3番手、4番手を寺田正幸選手(R4/O.S.)、武山裕樹選手(NT1/Nova)が走行。2分を過ぎて寺田選手が2番手に浮上し、5分を経過したところでトップとなる。この時点で2番手に武山選手、3番手に井戸田選手、4番手に山本智祥選手(NT1/Picco)と序盤と大きく順位が変わる。このあとは2番手争いが激しくなり、井戸田選手と武山選手の順位が入れ替わりながら周回。そして最後はトップを寺田選手が守りぬき、2番手争いは武山選手が制した。3番手に井戸田選手、4番手に山本選手がゴールし勝ち上がりが確定した。

スポーツクラス 1/4 ファイナル
酒井良之選手(NT1/Nova)がスタート後トップを走行。続いて好スタートを決めた10番グリッドスタートの武山選手(NT1/Nova)と、12番グリッドスタートの山本智祥選手(NT1/Picco)が2番手と3番手を走行。しかし、トップの酒井選手が少しづつ後続を引き離しにかかる。武山選手と山本選手はテールトゥノーズでの接戦を繰り広げる。しかし、給油を終えたところで4番手を走行していた岡崎政直選手(R4/O.S.)が2番手争いをしていた武山選手と山本選手を一気にパスして2番手に浮上。トップから酒井選手、岡崎選手、武山選手、山本選手となる。このあと、山本選手が武山選手をパスして3番手に浮上。2番手を走行していた岡崎選手がゴール直前に大きくタイムロス。これで2番手に山本選手、3番手に武山選手。岡崎選手のタイムロスは大きく、さらに後続の寺部選手にまでポジションを明け渡すこととなり、岡崎選手は惜しくも5番手でゴール。トップからゴールした酒井選手、山本選手、武山選手、寺部選手がセミファイナルへ勝ち進むこととなった。

スポーツクラス 1/2ファイナル
遠藤凛選手(R4/O.S.)がスタートで出遅れる。トップから神本好樹選手(S747/Picco)、山中宗士選手(R4/Nova)、中野晃選手(S747/Picco)と続く。しかし、トップの神本選手が転倒し早くもトップ争いから脱落し、山中選手がトップに立つ。2番手に中野選手、3番手に山本智祥選手(NT1/Picco)、4番手に酒井良之選手(NT1/Nova)が走る。各車の差はそれぞれ約4~5秒。そのまま給油を迎えるが依然としてトップは山中選手がキープ。2番手を中野選手。そして追い上げてきた酒井選手が順位を3番手に上げ、4番手にはスタートで遅れた遠藤選手が走行。ここで2番手の中野選手がトラブルにより大きく後退してしまう。これにより酒井選手がポジションを一つあげて2番手となり、遠藤選手は3番手。しかし、遠藤選手は不運にもゴール直前にトラブルを抱えて順位を6番手にまで落としてしまう。その後、中盤の順位を走行していた澤田勇樹選手(MTX5/Nova)と前田博志選手(S747/Picco)がそれぞれ3番手と4番手に浮上し、トップの山中選手から順に各車ゴール。勝ち上がりは山中選手、酒井選手、澤田選手、前田選手、萩本選手、遠藤選手、山本選手、寺部選手。



 

スポーツクラス グランドファイナル(20分)



最終ラップで伊藤選手が制す!!


1番グリッドの伊藤茂選手(NT1/Picco)に続き、好スタートを切った6番グリッドの酒井良之選手(NT1/Nova)が一気に2番手までポジションをアップ。3分を過ぎて酒井選手が
トップに立つ。伊藤選手はトラブルのためか大きく順位を落としてしまう。2番手に小口和馬選手(S747/Sonic)、3番手に前田博志選手(S747/Picco)4番手に澤田勇樹選手(MTX5/Nova)となる。僅差で走行していたトップの2台は、小口選手が遂に酒井選手をパス。小口選手がレースをリードしペースを上げる。3番手には前田選手を抜いてポジションを上げた山中宗士選手(R4/Nova)。4番手は前田選手。その後、トップの小口選手はハイペースで走行し、2番手以降とのタイム差を大きく広げて10分を経過するころにはその差が8秒に達していた。その後も小口選手の快進撃は続くと思われたが17分を過ぎたところで小口選手はトラブルを抱えて一気に順位を落としてしまう。このとき、レース後半になって追い上げてきていた鳥井選手が2番手を走行していたが、小口選手の転落によりトップとなる。さらには、レース序盤でポジションを大きく落とした伊藤選手が追い上げて着ており、トップの鳥井選手に迫る。そして、4番手の前田選手と3番手の山中選手との順位が再び入れ代わる。その後、ゴール直前に2番手の伊藤選手がトップの鳥井選手をパスして逆転のゴールを決め、スポーツクラス優勝を決めた。2位は鳥井選手、3位は粘り強い走りが功を奏した前田選手が獲得した。

1 伊藤 茂 54 20:20.819 20.730 NT1/PICCO/SANWA 愛知県
2 鳥井 清張 53 20:00.250 20.630 R4/O.S./SANWA 三重県
3 前田 博志 53 20:14.574 21.268 S747/PICCO/SANWA 鹿児島
4 酒井 良之 53 20:18.782 21.130 NT1/NOVA/SANWA 石川県
5 山中 宗士 53 20:19.659 21.039 R4/NOVA/FUTABA 愛知県
6 寺部 泰三 51 20:07.160 21.655 R4/PICCO/SANWA 大阪府
7 萩元 辰之介 51 20:20.033 21.325 S747/PICCO/SANWA 鹿児島
8 澤田 勇樹 50 20:02.165 21.164 MTX5/NOVA/SANWA 大阪府
9 安藤 慎 49 20:16.439 20.788 MTX5/PICCO/SANWA 愛知県
10 遠藤 凛 48 20:11.315 21.026 R4/O.S./FUTABA 岡山県
11 小口 和馬 46 17:29.094 20.974 S747/SONIC/SANWA 長野県
12 山本 智祥 39 20:16.031 21.943 NT1/PICCO/SANWA 岡山県

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