2012.4.8

初出場の澤田選手(MTX-5/O.S./SANWA)
スポーツクラスを制覇!

オープンプラスは横山選手(NT1/O.S./FUTABA)が優勝!


PGTC 2012 Round 2 O.S.フィールド


2012年度の開幕戦であったRound1が雨天により延期となったため、今回のRound2が事実上の開幕戦となり関西を中心とする西日本各地から総勢50名の闘争心溢れるGPツーリングレーサーが奈良県O.S.フィールドに集結。

ほとんどの参加ドライバーは前日から開催地であるO.S.フィールドに入り、セッティングを進めレース当日に臨んだ。

レース当日は恵まれた天候により朝から快晴。そんな状況下で2012年度最初のPGTCがスタートした。




予選第1ラウンド

オープンクラス


1組目

佐橋祐也選手(S733/Xceed)がワークスだけあり、すぐに抜け出てこの組のトップタイムで周回を重ねる。2番手タイムで安部誠選手(MTX5/Nova)、そして川村昌義選手(NT1/ Nova)と続く。レース開始から3分過ぎに後半グループを走行していた山下香月選手(カプリコーン/O.S.)と山鼻昌弘選手(S733/O.S.)のマシンがストップ。トップを走行していた佐橋選手はベストラップを17秒042まで上げ、18周5分12秒750でゴール。2番手の安部誠選手もミス無く完走し、17周5分5秒447で3番手の川村昌義選手も17周5分6秒218でゴール。


2組目

昨年度チャンピオンの寺内翼皓選手(MTX5/ Nova)がチャンピオンの貫禄を見せつけるかのように、スタートからトップタイムで周回を重ねる。負けじと同じ組を走行する横山慎之佑選手(NT1/O.S.)、そして高畑翔輝選手(R4/O.S.)が続く。さらには松田拓海選手(S733/Xceed)もこの争いに加わり各車16秒台のタイムを記録しながら周回を重ね、寺内翼皓選手が18周5分8秒943とここまでのトップタイムでゴール。2番手に高畑翔輝選手が18周5分9秒145、3番手に横山慎之佑選手が18周5分9秒225、4番手に松田拓海選手が18周5分9秒827と、各車僅差でゴール。


3組目

嶋崎真弥選手(MTX5/Nova)と佐橋忠彦選手(S733/Picco)がトップ争い。そして柴村佳男選手(R4/O.S.)が他車をリード。2分過ぎ、高松雅夫選手(R4/O.S.)のマシンがストップ。序盤トップだった嶋崎選手と2番手の佐橋選手の順位がレース中盤に入れ替わり、佐橋選手がトップとなる。その後、嶋崎選手がトラブルにより大きく順位を落とし、佐橋忠彦選手が18周5分10秒912でゴール。2番手には柴村佳男選手が17周5分1秒190でゴール。



オープンクラス予選第1ラウンドトップ5


寺内翼皓選手(MTX5/ Nova)18周5分8秒943
高畑翔輝選手(R4/O.S.)18周5分9秒145
横山慎之佑選手(NT1/O.S.)18周5分9秒225
松田拓海選手(S733/Xceed)18周5分9秒827
佐橋忠彦選手(S733/Picco)18周5分10秒912



スポーツクラス

1組目

加藤文晶選手(NT1/Picco)がスタートに間にあわず、このラウンドを落としてしまった傍ら、トップを藤井禎選手(MTX5/Nova)と菅野仁司選手(NT1/O.S.)が争う。レース中盤に菅野仁司選手が一時トップに立つが、藤井禎選手が後半に巻き返してトップに立ちそのまま17周5分9秒634でゴール。続いて菅野仁司選手が17周5分13秒627でゴール。そして3番手争いを繰り広げた渡辺匡弘選手(NT1/RB)と野元健一選手(NT1/Nova)の両選手は、野元健一選手が渡辺匡弘選手を抑えて17周5分17秒437というタイムで3番手ゴール。


2組目

PGTC初参戦となる澤田勇樹選手(NT1/O.S.)と鳥井清張選手(NT1/O.S.)の両選手がスタートからトップ争いを繰り広げながら周回を重ねる。2分過ぎには澤田勇樹選手がトップに立つ。その後は後続とのタイムを次第に広げてそのまま17周5分4秒204でトップゴール。2番手に鳥井清張選手が17周5分6秒473でゴール。スタートから3番手ポジションを走行していた原田博志選手(NT1/Nova)も途中ペースを乱すことなく17周5分7秒778とスポーツクラスの上位に入るタイムでゴール。


3組目

開地範之選手(NT1/Nova)が序盤から好調にトップを走行。津曲亮一選手(MTX5/O.S.)、佐用栄策選手(MTX5/Nova)と続く。レース後半に3番手の佐用栄策選手が2番手に浮上。そのまま佐用栄策選手が17周5分15秒443というタイムで2番手ゴール。序盤からトップを走行していた開地範之選手は2番手以下を大きく引き離し、17周5分4秒540とトップゴールを決めた。3番手には津曲亮一選手が17周5分16秒548でゴール。



スポーツクラス予選第1ラウンドトップ5


澤田勇樹選手(NT1/O.S.)17周5分4秒204
開地範之選手(NT1/Nova)17周5分4秒540
鳥井清張選手(NT1/O.S.)17周5分6秒473
原田博志選手(NT1/Nova)17周5分7秒778
藤井禎選手(MTX5/Nova)17周5分9秒634



予選第2ラウンド

オープンクラス

1組目


予選1ラウンド目と同様、スタートから佐橋裕也選手が抜け出てトップで周回を重ねる。そして、阿部選手、川村選手が続く。川村選手はすぐに安部選手のタイムを上回り、2番手に浮上。安部選手はそのまま4番手にポジションを落とし3番手に北山選手となる。結局、この順列は最後まで変わることなく、またトップゴールであったにも関わらず佐橋裕也選手は記録更新できず18周5分12秒857でゴール。2番手の川村選手は自身のタイムを大きく更新し17周5分1秒275でゴール。北山選手も自身の記録を更新する17周5分2秒089でゴール。



2組目

偶然にもハイレベルなドライバーが多く走行する2組目は、またしても寺内選手のリードで始まる。それを松田選手、高畑選手、横山選手が追う。トップの寺内選手は安定した走行でトップタイムで5分間を走り切り18周5分7秒424と前ラウンドでのタイムを更新してトップゴール。2番手には松田選手が18周5分10秒021、3番手に横山選手が18周5分11秒728でゴール。一方、高畑選手はこのレース中盤にマシントラブルによりリタイヤしている。


3組目

序盤にマシントラブルにより佐橋忠彦選手がリタイヤ。予選第1ラウンドで満足な結果を記録できなかった嶋崎選手がトップで周回を重ねる。2番手には馬場一実選手(S733/RB)
が走行し、神田侑輝選手(NT1/Nova)、大東肇選手(MTX5/Nova)、柴村選手の3台が1秒以内のタイム差で走行。トップの嶋崎選手が後続を大きく引き離し、18周5分10秒495でトップゴール。続いて馬場一実選手が17周5分4秒918でゴール。そして熾烈な3番手争いを17周5分5秒131でゴールした神田侑輝選手が制した。



オープンクラス予選第2ラウンドトップ5


寺内翼皓選手(MTX5/Nova)18周5分7秒424
高畑翔輝選手(R4/O.S.)18周5分9秒145
横山慎之佑選手(NT1/O.S.)18周5分9秒225
松田拓海選手(S733/Xceed)18周5分9秒827
島崎真弥選手(MTX5/Nova)18周5分10秒912



スポーツクラス

1組目

第1ラウンド同様に藤井選手、菅野選手が序盤レースをリード。第1ラウンドで3番手ゴールした野元選手はレース中盤にリタイヤし、このラウンドを落としてしまう。そして藤井選手、菅野選手に続いて3番手を竹内聡史選手(S733/RB)が走行。その後、この3台の順位は入れ替わることなく、藤井選手が17周5分10秒277でトップゴールするが前ランドでの記録を更新できず。2番手に17周5分12秒802でゴールした菅野選手は自身の記録を更新。3番手の竹内聡史選手は16周5分11秒512でゴール。


2組目

スタート後のラップはトップだった鳥井選手であったが、すぐに澤田選手にタイムを上回られてしまう。その後、トップに立った澤田選手は後続の鳥井選手以下を引き離し、17周5分1秒479で自身の記録を更新してゴール。2番手の鳥井選手も自身の記録を2秒近く更新する17周5分4秒627でゴール。鳥井選手と僅差で走行していた原田選手は17周5分4秒861とこの組3番手タイムでゴール。


3組目


開地選手が序盤から前ラウンドを上回るペースでトップを走行。そのあとを、津曲選手と佐用選手が続く。その後、トップを走行していた開地選手のペースが上がらなかったものの、開地選手はなんとかこの組のトップでゴール。タイムは17周5分5秒235とタイム更新ならず。しかし、後続の津曲選手は17周5分13秒448、そして佐用選手も17周5分15秒225と自身の記録を更新してのゴールとなった。



スポーツクラス予選第2ラウンドトップ5

澤田勇樹選手(NT1/O.S.)17周5分1秒479
開地範之選手(NT1/Nova)17周5分4秒540
鳥井清張選手(NT1/O.S.)17周5分4秒627
原田博志選手(NT1/Nova)17周5分4秒861
藤井禎選手(MTX5/Nova)17周5分9秒634




予選最終ラウンド


オープンクラス

1組目

これまで、この組のトップを走行してきた佐橋祐也選手であったがスタートから2分でストップしあっけなく予選ラウンドを終えてしまう。ここまできちんとした記録を残せなかった山下香月選手が川村選手や北山選手を抑えてこの組のトップを走行。そのままトップゴールを決めて17周5分3秒736でゴールし、総合での順位を大きく上げてきた。これまでこの組の2番手争いをしてきた川村選手、北山選手はまたしてもそれぞれ2番手、3番手でゴールするものの、自身の記録を更新することはできず予選を終了する。


2組目

序盤は横山選手がトップで、寺内選手、松田選手、高畑選手の4台でトップ争い。中盤からは高畑選手と寺内選手が激しい2番手争いを繰り広げる。レース後半になりトップの横山選手のマシンがトラブルを抱える。そして、松田選手も同様に横山選手と共にリタイヤとなる。その後、高畑選手がトップに立ち、18周5分10秒153でゴール。2番手に寺内選手が18周5分11秒でゴール。3番手には竹村和憲選手(NT1/Nova)が17周5分7秒567でゴール。


3組目

佐橋忠彦選手を先頭に、嶋崎真弥選手、馬場一実選手の3台がレース序盤をリードする。レース中盤になり、嶋崎真弥選手がトップになるが、すぐに佐橋忠彦選手がトップに返り咲く。その後、馬場選手が嶋崎選手のタイムを上回って2番手に浮上するが、すぐに嶋崎選手に巻き返されてしまう。トップを走行していた佐橋選手のマシンがゴール直前にガス欠でストップするが、17周4分54秒796でこの組のトップでゴール。続いて嶋崎真弥選手が17周5分2秒563、3番手に馬場選手が17周5分3秒578でゴール。オープンクラストップタイムである18周に入っての逆転にはならず。



オープンクラス予選総合結果トップ5

1 寺内 翼皓選手 18 05:07.4 16.710 MTX5/NOVA/SANWA
2 高畑 翔暉選手 18 05:09.1 16.904 V-One R4/O.S./FUTABA
3 横山 慎之佑選手 18 05:09.2 16.801 NT1/O.S./FUTABA
4 松田 拓海選手 18 05:09.8 16.989 S733/XCEED/SANWA
5 嶋崎 真弥選手 18 05:10.5 16.964 MTX5/NOVA/KO



スポーツクラス


1組目
トップから藤井禎選手、菅野仁司選手、渡辺匡弘選手がそれぞれ約2秒差で周回を重ねる。そして4番手には野元健一選手。レース中盤になって上位3台の差が大きくなり、藤井禎選手がリードを広げる形となる。そのまま藤井禎選手が17周5分8秒760と自身の記録を更新してゴール。しかし、2番手の菅野仁司選手は17周5分14秒924、3番手の野元健一選手は16周5分2秒332と、それぞれタイム更新にはならず。


2組目


PGTC初参戦ながら、ここまで絶好調の澤田勇樹選手。総合結果でも大きくリードし、ここまでのトップタイムホルダー。この好調な走りはこの最終ラウンドでも顕然であり、序盤からトップで周回を重ねる。そして、その後ろでは2番手ポジションを争いながら原田博志選手と、鳥井清張選手が澤田選手に続く。しかし、澤田選手は後続を次第に引き離し17周5分2秒206とわずかに自身の記録を更新できなかったもののトップゴール。続いて、原田選手が17周5分5秒806で2番手でゴール。こちらも自身の記録に僅かに届かずタイム更新ならず。3番手でゴールした鳥井選手は17周5分8秒572と、こちらも記録更新にはならず予選を終える。


3組目

開地範之選手が開始早々から好タイムをマークしながら周回を重ねる。そして、津曲亮一選手、佐用栄策選手が続く。4番手には池辺祥児選手が走行。時間が経過するにつれて上位3台が抜け出ていき、各マシンは大きなミス無く周回を重ねる。そして開地選手が先頭のまま17周5分5秒399でトップゴール。しかし、自身の記録更新にはならず。2番手ゴールの津曲選手は自身の記録を更新する17周5分11秒096でゴール。佐用栄策選手はレース中盤でのタイムロスが響き、記録更新に至らない16周4分57秒761で予選を終えた。



スポーツクラス予選総合結果 トップ5


1 澤田 勇樹選手 17 05:01.5 17.458 MTX5/O.S./SANWA
2 開地 範之選手 17 05:04.5 17.477 NT1/NOVA/SANWA
3 鳥井 清張選手 17 05:04.6 17.416 NT1/O.S./SANWA
4 原田 博志選手 17 05:04.9 17.478 NT1/NOVA/SANWA
5 藤井 禎選手 17 05:08.8 17.742 MTX5/NOVA/SANWA




勝ち上がり決勝

オープンクラス1/8ファイナル 10分間


1番グリッドスタートの富岡慎雄選手(S733/Mega)がスタート直後の混乱に巻き込まれて大きく順位を落としてしまう。その混乱に巻き込まれなかった武田悟志選手(NT1/Mega)がトップを走行。これに西村良太選手()が続くが、すぐに塩崎大介選手(NT1/RB)にパスされてしまう。その後、さらに上村二郎選手(S733/RB)、山鼻選手に次々とパスされて首位争いから脱落してしまう。給油後もトップ3台の武田選手、塩崎選手、上村選手の順にレースが進行。そして、給油時に4番手の山鼻選手がトラブルで大きく順位を落とし、5番手だった西村選手が4位に浮上。そしてこのまま上位4台がトップの武田選手を先頭にゴールして1/4ファイナルへ勝ちあがることとなった。


オープンクラス1/4ファイナル 10分間

スタート後、バックストレート入り口で多重クラッシュが発生。これにより1番グリッドスタートの神田侑輝選手がポジションを5番手まで落とす。その反面、12番グリッドスタートの西村良太選手が一気に3番手まで浮上。その後、レースに落ち着きが出た3分過ぎ、トップから竹村和憲選手、大東肇選手、神田侑輝選手、森山考明選手(NT1/Nova)、西村良太選手の順となる。給油後、トップに神田侑輝選手が立ち、2番手に大東肇選手、3番手に森山考明選手となる。給油時までトップだった竹村選手はこのとき4番手となる。その後、後ろから追い上げてきた遠藤凛選手(R4/O.S.)が4番手の竹村選手をパス。トップから神田侑輝選手、大東肇選手、森山考明選手、遠藤凛選手となる。そしてこのままの順で各車ゴールし、この4台が1/2ファイナルへ勝ち上がった。


スポーツクラス1/4ファイナル 10分

好スタートを決めた竹内聡史選手がトップとなり、足立幸雄選手(NT1/Nova)、鳥井涼平選手(NT1/O.S.)と続く。その後、足立幸雄選手が竹内選手をパスしてトップに立つと同時に後ろからポジションを上げてきた寺田和弘選手(カプリコーン/Nova)が一気に2番手まで浮上。これにより、トップから足立幸雄選手、寺田和弘選手、竹内聡史選手、鳥井涼平選手という順となる。給油後、3番手の竹内聡史選手が2番手に浮上し、トップの足立幸雄選手に迫る。トップ争いの足立幸雄選手、竹内聡史選手に後ろから寺田和弘選手が追い上げてくる。そしてトップの足立選手が後続の竹内聡史選手と寺田和弘選手にパスされ3番手に脱落。残り時間が少なくなった9分過ぎ、2番手の寺田和弘選手は遂にトップの竹内聡史選手を抜き去りトップとなり、そのまま1/4ファイナルをトップでゴール。続いて、竹内聡史選手、足立幸雄選手、鳥井涼平選手がゴールし勝ち上がることとなった。


1/2ファイナル オープンクラス

グランドファイナル進出をかけた1/2ファイナル。スタート直後から嶋崎真弥選手と佐橋忠彦選手がトップ争い。しかし、佐橋忠彦選手がすぐに嶋崎真弥選手をパスしてトップに立つ。そして、嶋崎真弥選手が2番手となり、その後ろを柴村佳男選手と北山博之選手が続く。一回目の給油時に再び嶋崎真弥選手がトップに立ち、佐橋忠彦選手は2番手に。そして嶋崎真弥選手が2回目の給油終了時までトップをキープして走行。このとき、スタートでクラッシュに巻き込まれて大きく順位を落としていた佐橋裕也選手がなんと4番手まで浮上。12分を過ぎた頃、トップの嶋崎真弥選手がミスにより、あっけなく2番手を走行していた佐橋忠彦選手にポジションを明け渡してしまう。このとき3番手を走行していた北山博之選手に後ろから佐橋裕也選手が迫り、そのまま佐橋裕也選手が北山博之選手をパスして3番手に浮上。この順列のままトップの佐橋忠彦選手を先頭に各車ゴール。



グランドファイナル進出ドライバー

オープンクラス

1 寺内 翼皓選手 MTX5/NOVA/SANWA
2 高畑 翔暉選手 V-One R4/O.S./FUTABA
3 横山 慎之佑選手 NT1/O.S./FUTABA
4 松田 拓海選手 S733/XCEED/SANWA
5 佐橋 忠彦選手 S733/PICCO/SANWA
6 嶋崎 真弥選手 MTX5/NOVA/KO
7 佐橋 祐也選手 S733/XCEED/SANWA
8 北山 博之選手 MTX5/NOVA/SANWA
9 馬場 一実選手 S733/RB/FUTABA
10 神田 侑輝選手 NT1/NOVA/FUTABA
11 川村 昌義選手 NT1/NOVA/SANWA
12 森山 考明選手 NT1/NOVA/SANWA



1/2ファイナル スポーツ

6番グリッドから好スタートを決めた本房健選手(NT1/RB)が一気にトップへ躍り出てレースをリード。そして、津曲亮一選手、菅野仁司選手と続く。さらに11番グリッドスタートの竹内聡史選手が早くも4番手まで浮上し、トップ争いに加わってくる。一回目の給油時に竹内聡史選手が一気に2番手まで浮上。この一回目の給油後は3位以下の順位が大きく入れ替わり、3番手に池辺祥児選手、4番手に津曲亮一選手、5番手に野元健一となる。トップは依然として本房健選手がキープし、2番手は竹内聡史選手。2回目の給油後、3番手の津曲亮一選手が竹内聡史選手をパスして2番手となり、後方では5番手に佐用栄策選手が浮上。そしてゴール3分前にはトップから本房選手、津曲選手、竹内選手、池辺選手、佐用選手という順となる。結局この順のまま本房選手を先頭にゴールし、各車グランドファイナルに勝ち上がった。



グランドファイナル進出ドライバー

スポーツクラス

1 澤田 勇樹選手 MTX5/O.S./SANWA
2 開地 範之選手 NT1/NOVA/SANWA
3 鳥井 清張選手 NT1/O.S./SANWA
4 原田 博志選手 NT1/NOVA/SANWA
5 本房 健選手 NT1/RB/SANWA
6 津曲 亮一選手 MTX5/O.S./KO
7 竹内 聡史 S733/RB/SANWA
8 池辺 祥児選手 MTX5/NOVA/FUTABA
9 佐用 栄策選手 MTX5/NOVA/SANWA
10 寺田 和弘 CAPRICORN/NOVA/SANWA
11 野元 健一選手 NT1/NOVA/SANWA
12 足立 幸雄 NT1/NOVA/SANWA




グランドファイナル

オープンクラス

ポールポジションの寺内選手を先頭にスタートしたオープンクラスではスタート後の混乱も無く各車きれいに周回を重ねる。トップから寺内選手、嶋崎選手、横山選手、高畑選手、松田選手、北山選手、神田選手の順でレース序盤が進行。その後、各車一回目の給油を終えトップが横山選手となり、2番手に寺内選手、3番手に佐橋忠彦選手の順となる。その後、5番手の松田選手がトラブルを抱えて最後尾まで後退。トップの横山選手が少しずつ後続を引き離しにかかり、2回目の給油時には2番手と約2秒のタイム差を付けていた。このとき2番手の寺内選手と3番手の嶋崎選手とのタイム差は約3秒。4番手には高畑翔輝選手、5番手には佐橋祐也選手が走行。その後、寺内選手のマシンが急にペースダウンして順位を大きく落とす。トップを走行する横山選手が後続を徐々に引き離しそのままトップゴールで優勝を飾った。2位には嶋崎選手。そして、佐橋忠彦選手が兄の祐也選手を最後の最後にパスして3位ゴールを決めた。



スポーツクラス

スタート直後の周回ではトップの座を他に明け渡した1番グリッドスタートの澤田勇樹選手であったが、2分を過ぎた頃にはトップを走行。2番手には原田博志選手、3番手には津曲亮一選手が走行。トップの澤田勇樹選手は2番手以降に早くも大きく差をつけ、1回目の給油時にはなんと8秒以上の差を付けてほぼ独走状態に。一回目の給油時、2番手だった原田博志選手のマシンがトラブルに見舞われ、大きく順位を落としてしまう。代わって2番手に浮上したのは津曲亮一選手。3番手にはスタートで出遅れたが一気に追い上げてきた開地範之選手が早くも浮上してきていた。4番手には佐用栄策選手。6分を過ぎた頃、開地範之選手が2番手まで浮上し、トップの澤田勇樹選手に迫ろうとする。このとき、3番手に津曲亮一選手、4番手に佐用栄策選手。しかし、トップの澤田勇樹選手と2番手の開地範之選手との差は縮まることなく、むしろ次第に開きを見せる。一方、3番手争いの津曲亮一選手と佐用栄作選手との差が一時0.3秒までとなるが、その後またしても広がってしまう。トップの澤田勇樹選手は独走。PGTC初出場ながら堂々と余裕のトップゴールを決めて優勝を手にした。開地範之選手が2位でゴール。3位は、津曲亮一選手がそのポジションを守りきってゴール。  
 

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