PGTC 2016 第2戦 CRP(セントラルレーシングパーク) レースレポート
PGTC 2016 in CRP(セントラルレーシングパーク)
PGTC Round 2 セントラルレーシングパークわかやま
当初、4月17日に予定されていたPGRC第2ラウンドであったが、当日の天候不良が予想された為、4月24日に延期しての開催となった。
スケジュール変更により一部参加者がキャンセルとなり延べ34名での戦いとなる。しかし、年間シリーズを通して戦うレースのため、今回の参加者はいつもより高ポイント取得の確立があがり、さらに、TOP16ファイナル、オープンファイナルへの進出確立もアップという、又とないチャンスの大きなレースとなった。
レース当日前夜の降雨によるウェット路面の中、30分のフリープラクティスが設けられ各選手は路面コンディションの確認、マシンのセットアップに準備する中、路面は次第にドライとなった。そして、1回のコントロールプラクティスを行い、路面が完全にドライとなったところで、ゴムタイヤクラスから予選ヒートが始まった。
予選
ゴムタイヤクラス
常に上位成績を収める片岡義人選手(NT1)が今回も好調にレースをリード。1ラウンド目では片岡選手に続き、山崎豊真選手(MTX6)と河野哲也選手(RRR)が続く。2ラウンド目になると気温が上昇し、路面温度が一気に上がる。タイヤ選択を誤ったか、片岡選手は河野選手に先を行かれてしまう。そして予選最終ラウンドでは片岡選手がこれまでと異なるタイヤを選択したことでこのラウンドをトップゴール。しかし、2ラウンド目での河野選手の記録を更新できず、片岡選手は予選を総合2位で終えることとなった。TQは河野選手、3位に山崎選手が入る。前回のO.S.ラウンドでの優勝者である菅野仁司選手(NT1)は予選ではいまひとつ波に乗り切れなかったようだが、決勝での健闘が期待される。
ゴムタイヤクラス 予選総合結果
スポンジタイヤクラス
予選1ラウンド目では松田拓海選手(S748/O.S.)、横山慎之佑選手(MTX6/O.S.)、山田勇斗選手(MTX6/O.S.)の3台だけが15周をカウントしてトップ争い。予選2ラウンド目になると寺内翼皓選手(MTX6/NOVA)も15周をカウント。3ラウンド目では遠藤凛選手(MTX6/O.S.)も15周に入る。西本光弘選手(S748/O.S.)も15周まであと少しの14周5分0秒445までタイムを更新。予選3ラウンドが終了して松田拓海選手がすべてのラウンドをトップゴールしてTQを獲得。2位に山田選手、3位に寺内選手、4位に横山選手となり、この4名がTOP16のシードとなる。そしてオープンクラス1番グリッドは川田裕章選手(MTX6/O.S.)、2番グリッドを棚橋研選手(MTX6/NOVA)、3番グリッドを海堀修平選手(S748/O.S.)、4番グリッドを坂野雅章選手(MTX6/O.S.)が獲得。
今回、PGTC初参加の柴田宗義選手は予選総合23位、オープンクラス7番グリッドを獲得。
スポンジタイヤクラス 予選総合結果
決勝
ゴムタイヤクラス 20分
スタート直後、菅野選手が不運にも転倒して最下位に。2番グリッドスタートの片岡選手がレースをリードし、山崎、小林洋之選手(R4)が続く。その後、石田和己選手(MTX6)追い上げ3番手に。小林選手は菅野、河野の両選手にパスされて最下位となり、小林選手はトラブルのためそのままリタイヤ。トップは依然として片岡選手がキープ。2位の山崎選手が離されまいと片岡選手を懸命に追うがその差は縮まらない。また、後ろでは石田選手と菅野選手が順位を入れ替えながら3位争いを繰り広げる。時間が8分を経過したあたりで石田選手がトラブルを抱えて順位を落としたことで、3位争いが決着する。レースはそのままトップの片岡選手が逃げ切りトップゴール。2位はミス無く完走した山崎選手、3位にはレース序盤に石田選手とデッドヒートを繰り広げ、見事に打ち勝った菅野選手がゴール。
オープンクラス決勝 20分
人数の都合、グランドファイナルだけとなったオープンクラスでは、今までグランドファイナルに進出できなかった面々が並ぶこととなり、緊張感溢れるレースとなった。まずは棚橋選手がスタートをうまく飛び出してレースをリード。そして川田選手、松川文彦選手(MTX6/O.S.)が続く。そして4番手を滝正行選手(MTX6/O.S.)と海堀修平選手(S748/O.S.)が争うが、海堀選手が滝選手をパスして4番手となる。その後、3位を走行していた松川選手が6分を過ぎたところでトラブルのためか後続の海堀選手と滝選手に抜かれてしまい5位に順位を落とす。これでトップから棚橋、川田、海堀、滝、松川の順となる。レースはその後トップを走行する棚橋選手が後続を引き離して独走状態となる。棚橋選手はそのままミスなく完走し、オープンクラストップゴールを果たし、同時に棚橋選手のスポンジタイヤクラス初優勝ともなった。2位に川田選手、3位に海堀選手が続いてゴール。
TOP16 セミファイナル 15分
スタート直後から遠藤選手がレースをリード。そして西本選手、田中広芳選手(NT1/Picco)梅本辰彦選手が続く。4分を過ぎたところで、中盤を走行していた嶋崎真弥選手(HK1/Nova)がトラブルにより最下位に順位を落としてしまう。上位陣では遠藤選手がトップをキープし、2位に田中選手が浮上し、3位に西本選手。そして4位に大東肇選手(HK1/REDS)。2位の田中選手とトップの遠藤選手との差が一時詰まってきたのだったが、レース後半になると再びその差が開きだす。レース中盤まで3位を走行していた西本選手がトラブルによって大きく順位を落とし、大東選手が3位となり、4位にはなんと後続から徐々に順位を上げてきていた高松雅夫選手(MTX6/O.S.)が走行。このまま15分が経過して遠藤選手を先頭に西本、大東、高松選手がゴール。5位から大垣哲也選手(HK1/O.S.)皆川誠選手(NT1/Nova)、田中、寺部泰三選手(S748/O.S.)がゴールし、この8名のグランドファイナル進出が決定した。
TOP16 グランドファイナル 20分
1番、2番、3番グリッドの松田、山田勇斗選手(MTX6/Nova)、寺内選手が好スタートを決めてレースをリード。続いて中盤グリッドスタートの西本選手、大東選手が続く。トップの3台が激しいトップ争いを繰り広げる中、スタートで出遅れた横山慎之佑選手(MTX6/O.S.)が大東選手と西本選手を一気にパスして4番手に浮上。その後、各車2度目の給油が終えても順位が変わらない中、11番グリッドスタートの田中選手が5番手に浮上しトップから松田、山田、寺内、横山、田中の順となる。そして山田選手と寺内選手が激しく2位争いを繰り広げ、ついに寺内選手が山田選手をパスして2位に順位を上げる。トップを走る松田選手は後続の追撃を振り切って20分を完走し、見事TQ優勝を果たした。2位に寺内選手、3位に山田選手が続いてゴール。
参加された皆様大変お疲れ様でした。次回は6月5日に三重県のホクセイサーキットにて開催致します。
皆様のご参加お待ちしております。
PGTC Round 2 セントラルレーシングパークわかやま
当初、4月17日に予定されていたPGRC第2ラウンドであったが、当日の天候不良が予想された為、4月24日に延期しての開催となった。
スケジュール変更により一部参加者がキャンセルとなり延べ34名での戦いとなる。しかし、年間シリーズを通して戦うレースのため、今回の参加者はいつもより高ポイント取得の確立があがり、さらに、TOP16ファイナル、オープンファイナルへの進出確立もアップという、又とないチャンスの大きなレースとなった。
レース当日前夜の降雨によるウェット路面の中、30分のフリープラクティスが設けられ各選手は路面コンディションの確認、マシンのセットアップに準備する中、路面は次第にドライとなった。そして、1回のコントロールプラクティスを行い、路面が完全にドライとなったところで、ゴムタイヤクラスから予選ヒートが始まった。
予選
ゴムタイヤクラス
常に上位成績を収める片岡義人選手(NT1)が今回も好調にレースをリード。1ラウンド目では片岡選手に続き、山崎豊真選手(MTX6)と河野哲也選手(RRR)が続く。2ラウンド目になると気温が上昇し、路面温度が一気に上がる。タイヤ選択を誤ったか、片岡選手は河野選手に先を行かれてしまう。そして予選最終ラウンドでは片岡選手がこれまでと異なるタイヤを選択したことでこのラウンドをトップゴール。しかし、2ラウンド目での河野選手の記録を更新できず、片岡選手は予選を総合2位で終えることとなった。TQは河野選手、3位に山崎選手が入る。前回のO.S.ラウンドでの優勝者である菅野仁司選手(NT1)は予選ではいまひとつ波に乗り切れなかったようだが、決勝での健闘が期待される。
ゴムタイヤクラス 予選総合結果
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン | |
1 | 河野 哲也 | 13 | 05:15.6 | 23.689 | RRR/SANWA |
2 | 片岡 義人 | 13 | 05:16.7 | 23.606 | NT1/SANWA |
3 | 山崎 豊真 | 13 | 05:18.5 | 23.906 | MTX6/SANWA |
4 | 小林 洋之 | 13 | 05:24.1 | 23.639 | R4/KO |
5 | 菅野 仁司 | 13 | 05:24.8 | 24.548 | NT1/SANWA |
6 | 石田 和己 | 12 | 05:14.5 | 24.941 | MTX6/SANWA |
スポンジタイヤクラス
予選1ラウンド目では松田拓海選手(S748/O.S.)、横山慎之佑選手(MTX6/O.S.)、山田勇斗選手(MTX6/O.S.)の3台だけが15周をカウントしてトップ争い。予選2ラウンド目になると寺内翼皓選手(MTX6/NOVA)も15周をカウント。3ラウンド目では遠藤凛選手(MTX6/O.S.)も15周に入る。西本光弘選手(S748/O.S.)も15周まであと少しの14周5分0秒445までタイムを更新。予選3ラウンドが終了して松田拓海選手がすべてのラウンドをトップゴールしてTQを獲得。2位に山田選手、3位に寺内選手、4位に横山選手となり、この4名がTOP16のシードとなる。そしてオープンクラス1番グリッドは川田裕章選手(MTX6/O.S.)、2番グリッドを棚橋研選手(MTX6/NOVA)、3番グリッドを海堀修平選手(S748/O.S.)、4番グリッドを坂野雅章選手(MTX6/O.S.)が獲得。
今回、PGTC初参加の柴田宗義選手は予選総合23位、オープンクラス7番グリッドを獲得。
スポンジタイヤクラス 予選総合結果
総合順位 | 順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン | |
1 | 1 | 松田 拓海 | 15 | 05:11.0 | 20.308 | S748/O.S./SANWA |
2 | 2 | 山田 勇斗 | 15 | 05:12.2 | 20.550 | MTX6/NOVA/SANWA |
3 | 3 | 寺内 翼皓 | 15 | 05:12.3 | 20.436 | MTX6/NOVA/SANWA |
4 | 4 | 横山 慎之佑 | 15 | 05:16.8 | 20.718 | MTX6/O.S./FUTABA |
5 | 5 | 遠藤 凛 | 15 | 05:20.4 | 20.946 | MTX6/O.S./SANWA |
6 | 6 | 嶋崎 真弥 | 14 | 04:55.8 | 20.685 | HK1/NOVA/KO |
7 | 7 | 西本 光宏 | 14 | 05:00.4 | 21.068 | S748/O.S./SANWA |
8 | 8 | 浅野 一郎 | 14 | 05:03.5 | 21.113 | NT1-15/O.S/SANWA |
9 | 9 | 大東 肇 | 14 | 05:06.4 | 21.201 | MTX6/REDS/SANWA |
10 | 10 | 田中 広芳 | 14 | 05:06.5 | 21.542 | NT1-15/PICCO/SANWA |
11 | 11 | 皆川 誠 | 14 | 05:11.4 | 21.560 | NT1/NOVA/SANWA |
12 | 12 | 寺部 泰三 | 14 | 05:11.6 | 21.866 | S748/O.S./SANWA |
13 | 13 | 梅本 辰彦 | 14 | 05:13.3 | 21.847 | MTX5/O.S./SANWA |
14 | 14 | 大垣 哲也 | 14 | 05:13.8 | 21.552 | HK1/O.S./SANWA |
15 | 15 | 松田 誠 | 14 | 05:14.7 | 21.709 | S748/O.S./SANWA |
16 | 16 | 高松 雅夫 | 14 | 05:14.8 | 21.526 | MTX6/O.S./SANWA |
※黄色字は決勝シード確定選手。 オープン |
||||||
総合順位 | 順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン | |
17 | 1 | 川田 裕章 | 14 | 05:16.7 | 21.959 | MTX6/O.S./SANWA |
18 | 2 | 棚橋 研 | 14 | 05:18.4 | 21.866 | MTX6/NOVA/FUTABA |
19 | 3 | 海堀 修平 | 13 | 05:01.8 | 22.387 | S748/O.S./SANWA |
20 | 4 | 坂野 雅章 | 13 | 05:02.8 | 22.446 | MTX6/O.S./SANWA |
21 | 5 | 松川 文彦 | 13 | 05:03.3 | 22.700 | MTX6/O.S./SANWA |
22 | 6 | 滝 正行 | 13 | 05:03.3 | 22.571 | MTX6/O.S./SANWA |
23 | 7 | 柴田 宗義 | 13 | 05:13.4 | 21.424 | NT1/PICCO/FUTABA |
24 | 8 | 宮内 与志行 | 13 | 05:22.4 | 23.762 | MTX6/NOVA/SANWA |
25 | 9 | 西 裕照 | 11 | 04:29.2 | 22.855 | NT1/O.S./SANWA |
26 | 10 | 藤井 良樹 | 9 | 04:41.5 | 23.183 | MTX6/O.S./SANWA |
27 | 11 | 菊見 真二 | 7 | 04:20.0 | 23.077 | S748/PICCO/FUTABA |
決勝
ゴムタイヤクラス 20分
スタート直後、菅野選手が不運にも転倒して最下位に。2番グリッドスタートの片岡選手がレースをリードし、山崎、小林洋之選手(R4)が続く。その後、石田和己選手(MTX6)追い上げ3番手に。小林選手は菅野、河野の両選手にパスされて最下位となり、小林選手はトラブルのためそのままリタイヤ。トップは依然として片岡選手がキープ。2位の山崎選手が離されまいと片岡選手を懸命に追うがその差は縮まらない。また、後ろでは石田選手と菅野選手が順位を入れ替えながら3位争いを繰り広げる。時間が8分を経過したあたりで石田選手がトラブルを抱えて順位を落としたことで、3位争いが決着する。レースはそのままトップの片岡選手が逃げ切りトップゴール。2位はミス無く完走した山崎選手、3位にはレース序盤に石田選手とデッドヒートを繰り広げ、見事に打ち勝った菅野選手がゴール。
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン | |
1 | 片岡 義人 | 47 | 20:03.5 | 23.852 | NT1/SANWA |
2 | 山崎 豊真 | 46 | 20:05.8 | 24.234 | MTX6/SANWA |
3 | 菅野 仁司 | 43 | 20:06.6 | 24.872 | NT1/SANWA |
4 | 河野 哲也 | 42 | 20:09.1 | 23.892 | RRR/SANWA |
5 | 石田 和己 | 39 | 20:16.4 | 25.643 | MTX6/SANWA |
6 | 小林 洋之 | 2 | 01:15.7 | 24.846 | R4/KO |
オープンクラス決勝 20分
人数の都合、グランドファイナルだけとなったオープンクラスでは、今までグランドファイナルに進出できなかった面々が並ぶこととなり、緊張感溢れるレースとなった。まずは棚橋選手がスタートをうまく飛び出してレースをリード。そして川田選手、松川文彦選手(MTX6/O.S.)が続く。そして4番手を滝正行選手(MTX6/O.S.)と海堀修平選手(S748/O.S.)が争うが、海堀選手が滝選手をパスして4番手となる。その後、3位を走行していた松川選手が6分を過ぎたところでトラブルのためか後続の海堀選手と滝選手に抜かれてしまい5位に順位を落とす。これでトップから棚橋、川田、海堀、滝、松川の順となる。レースはその後トップを走行する棚橋選手が後続を引き離して独走状態となる。棚橋選手はそのままミスなく完走し、オープンクラストップゴールを果たし、同時に棚橋選手のスポンジタイヤクラス初優勝ともなった。2位に川田選手、3位に海堀選手が続いてゴール。
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン | |
1 | 棚橋 研 | 52 | 20:16.9 | 21.751 | MTX6/NOVA/FUTABA |
2 | 川田 裕章 | 52 | 20:21.6 | 21.933 | MTX6/O.S./SANWA |
3 | 海堀 修平 | 50 | 20:06.6 | 22.180 | S748/O.S./SANWA |
4 | 滝 正行 | 50 | 20:21.4 | 22.255 | MTX6/O.S./SANWA |
5 | 松川 文彦 | 48 | 20:02.5 | 22.759 | MTX6/O.S./SANWA |
6 | 宮内 与志行 | 46 | 20:18.6 | 23.503 | MTX6/NOVA/SANWA |
7 | 西 裕照 | 45 | 20:18.2 | 23.253 | NT1/O.S./SANWA |
8 | 藤井 良樹 | 40 | 19:40.7 | 22.832 | MTX6/O.S./SANWA |
9 | 柴田 宗義 | 32 | 16:10.0 | 21.699 | NT1/PICCO/FUTABA |
10 | 菊見 真二 | 26 | 11:07.4 | 22.787 | S748/PICCO/FUTABA |
11 | 坂野 雅章 | 19 | 18:04.8 | 22.133 | MTX6/O.S./SANWA |
TOP16 セミファイナル 15分
スタート直後から遠藤選手がレースをリード。そして西本選手、田中広芳選手(NT1/Picco)梅本辰彦選手が続く。4分を過ぎたところで、中盤を走行していた嶋崎真弥選手(HK1/Nova)がトラブルにより最下位に順位を落としてしまう。上位陣では遠藤選手がトップをキープし、2位に田中選手が浮上し、3位に西本選手。そして4位に大東肇選手(HK1/REDS)。2位の田中選手とトップの遠藤選手との差が一時詰まってきたのだったが、レース後半になると再びその差が開きだす。レース中盤まで3位を走行していた西本選手がトラブルによって大きく順位を落とし、大東選手が3位となり、4位にはなんと後続から徐々に順位を上げてきていた高松雅夫選手(MTX6/O.S.)が走行。このまま15分が経過して遠藤選手を先頭に西本、大東、高松選手がゴール。5位から大垣哲也選手(HK1/O.S.)皆川誠選手(NT1/Nova)、田中、寺部泰三選手(S748/O.S.)がゴールし、この8名のグランドファイナル進出が決定した。
TOP16 グランドファイナル 20分
1番、2番、3番グリッドの松田、山田勇斗選手(MTX6/Nova)、寺内選手が好スタートを決めてレースをリード。続いて中盤グリッドスタートの西本選手、大東選手が続く。トップの3台が激しいトップ争いを繰り広げる中、スタートで出遅れた横山慎之佑選手(MTX6/O.S.)が大東選手と西本選手を一気にパスして4番手に浮上。その後、各車2度目の給油が終えても順位が変わらない中、11番グリッドスタートの田中選手が5番手に浮上しトップから松田、山田、寺内、横山、田中の順となる。そして山田選手と寺内選手が激しく2位争いを繰り広げ、ついに寺内選手が山田選手をパスして2位に順位を上げる。トップを走る松田選手は後続の追撃を振り切って20分を完走し、見事TQ優勝を果たした。2位に寺内選手、3位に山田選手が続いてゴール。
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン | |
1 | 松田 拓海 | 56 | 20:01.3 | 20.406 | S748/O.S./SANWA |
2 | 寺内 翼皓 | 56 | 20:04.7 | 20.529 | MTX6/NOVA/SANWA |
3 | 山田 勇斗 | 56 | 20:13.4 | 20.439 | MTX6/NOVA/SANWA |
4 | 横山 慎之佑 | 55 | 20:10.8 | 20.805 | MTX6/O.S./FUTABA |
5 | 田中 広芳 | 53 | 20:15.5 | 21.523 | NT1-15/PICCO/SANWA |
6 | 大東 肇 | 53 | 20:17.6 | 21.304 | MTX6/REDS/SANWA |
7 | 寺部 泰三 | 52 | 20:18.3 | 21.654 | S748/O.S./SANWA |
8 | 遠藤 凛 | 52 | 20:21.0 | 20.990 | MTX6/O.S./SANWA |
9 | 大垣 哲也 | 51 | 20:08.9 | 21.516 | HK1/O.S./SANWA |
10 | 皆川 誠 | 51 | 20:28.8 | 21.694 | NT1/NOVA/SANWA |
11 | 高松 雅夫 | 46 | 20:22.7 | 21.971 | MTX6/O.S./SANWA |
12 | 西本 光宏 | 16 | 06:18.2 | 21.255 | S748/O.S./SANWA |
13 | 嶋崎 真弥 | 37 | 15:05.3 | 21.189 | HK1/NOVA/KO |
14 | 浅野 一郎 | 37 | 15:08.6 | 21.086 | NT1-15/O.S/SANWA |
15 | 松田 誠 | 36 | 15:41.3 | 22.029 | S748/O.S./SANWA |
16 | 梅本 辰彦 | 34 | 14:38.0 | 21.891 | MTX5/O.S./SANWA |
参加された皆様大変お疲れ様でした。次回は6月5日に三重県のホクセイサーキットにて開催致します。
皆様のご参加お待ちしております。