PGTC 2015 R5 セントラルレーシングパークわかやま レースレポート
PGTC 2015 最終ラウンド in セントラルレーシングパークわかやま
シリーズチャンピオンの称号は誰の手に!?
2015年度最終戦となるPGTC第5ラウンドがセントラルレーシングパークわかやまにて開催された。
レース当日の朝は秋の冷え込みが厳しく、気温も10度を下回っていた。直前まで天候が危ぶまれていたが、レース当日は快晴に恵まれ参加選手は本年度最後のビッグレースに熱狂した。
本年度、CRPでの開催は2度目となる為、このラウンドでは周回方向を逆回りとし前回と異なるレイアウトでレースを行った。
予選(5分/3ラウンド)
TGゴムクラス
第2戦と前回の優勝者である津曲亮一選手(MTX5)が予選1ラウンド目ではまったく奮わず、河野哲弥選手(RRR)と安藤誠選手(RRR)がデッドヒート。しかし2ラウンド目になると津曲選手がマシンを仕上げてベストタイムをマークし河野選手と安藤選手に大きく差を付ける。そして2番手タイムを小林洋之選手が記録。3ラウンド目になって気温の上昇によるタイヤグリップのアップでベストラップを更新する選手が目立つ。ここでもトップの津曲選手が自己記録を更新し予選TQを獲得。予選総合2番手には小林選手、3番手には1、2ラウンドで乗り切れなかった片岡義人選手(NT1)が渾身の走りで13ラップをカウントしてゴール。
TGゴムクラス
スポーツクラス
ポイントリーダーである梅本辰彦選手(MTX5/O.S.)にCRPの地元マイスター浅野一郎選手(NT1-15/O.S.)、西本光弘選手(S748/O.S.)、そしてPGTCフル参戦中の寺部泰三選手(NT1-15/O.S.)、松田誠選手(MTX6/O.S.)、原田博志選手(MTX6/Picco)、小沢忠志選手(MTX6/O.S.)、宮内与志行選手(MTX6/Nova)が挑む。1ラウンド目で西本選手が2番手タイムの浅野選手になんと9秒近い大差を付けて14周5分4秒でトップゴール。3番手に寺部選手、4番手に園原裕司選手(S748/O.S.)。2ラウンド目では浅野選手もトップの西本選手との差を詰めて14周5分9秒523を記録するが、原田選手のタイム14周5分9秒339が2番手タイムとなり浅野選手は3番手に。4番手にはポイントリーダー梅本選手が14周5分13秒をマーク。最終ラウンドでは西本選手が第2ラウンドで記録したタイムが打ち破られることなくTQタイムとなる。そしてシードを西本選手、原田選手、浅野選手、寺部選手が獲得し予選ラウンドを終える。
スポーツクラス予選最終結果TOP10
※黄色字はシード確定選手。
オープンクラス
オープンクラスでは自身の仕事や、1/8レーシング世界選手権への参加準備などによりスケジュールの都合がつかないことで残念ながら数名のキャンセルがあり6選手だけでの戦いとなった。それでも各ドライバーのハイレベルな走りは見る者を魅了し、今回も注目のレースとなった。なお今回からスポーツクラスからステップアップした田中広芳選手(NT1/Picco)がオープンクラスに参戦した。
予選1ラウンド目から寺内選手(MTX6/Nova)が他車に大きく差をつけ15周5分6秒を記録。そして山田勇人選手(MTX6/Nova)、松田拓海選手(NT1-15/O.S.)が続くが寺内選手との差は6秒以上。2ラウンド目になると新屋昌希選手(MTX6/Nova)が5分10秒を記録して山田選手に並ぶ。最終ラウンドでは松田選手がトプゴールするもののタイムは伸びず寺内選手がTQを獲得。
TQ獲得の寺内選手(右)
オープンクラス予選最終結果
勝ち上がり決勝
スポーツクラス
1/4ファイナル 10分間
スタート直後は小沢選手がトップを走行し、皆川誠選手(NT1/Nova)、竹原健選手(NT1/O.S.)そして海堀修平選手(S748/O.S.)が続く。しかし、すぐにトップの小沢選手がミスにより順位を大きく落とし、皆川選手がトップに躍り出る。そのまま皆川選手と竹原選手がレースをリード。そのあと、3番手の海堀選手が給油のタイミングでエンジンストール。タイムロスし、この間に間佐圭佑選手(RRR/O.S.)と小沢選手に抜かれてしまう。ところが小沢選手が再びトラブルにより順位が後退。これで4番手に海堀選手が浮上するがそのあと間佐選手をパスして3番手にまで順位を上げる。ここで時間切れとなりトップの皆川選手が先頭に竹原選手、海堀選手、間佐選手が1/2ファイナルへ勝ち上がることとなった。
1/2ファイナル 15分間
レース序盤は棚橋研選手(MTX6/Nova)がレースをリードし、梅本選手、大垣選手(HK1/O.S.)滝正行選手(MTX6/O.S.)が続く。1度目の給油時にトップの棚橋選手がトラブルの為か中盤まで順位を落としてしまう。このとき、後方からは園原選手が一気に3番手まで順位をあげ、そのまま2番手に順位を上げる。3番手には皆川選手となる。この1度目の給油のタイミングで大きく各選手の順位が入れ替わることとなりトップに梅本選手、2番手に園原選手、3番手に皆川選手、4番手に川田選手。その後、トップの梅本選手は安定した走りでトップをキープし、2番手の園原選手、皆川選手もグランドファイナル勝ち上がりを目指し安定したラップを刻む。そのうしろには川田選手、棚橋選手が続き、その後の展開は無く10分を経過して順次ゴール。
グランドファイナル進出ドライバー
スポーツクラス
TGゴムクラス グランドファイナル 20分間
TQの津曲選手がスタート直後からハイペースで走行。後続の小林選手を引き離していく。3番手には河野選手がスタート直後にポジションをアップして走行。しかし、河野選手が8分を過ぎた頃にマシントラブルで最後尾に順位を落とす。これで3番手には佐藤清則選手(京商)となる。レース中盤になってもトップの津曲選手のペースは落ちる事なく、後続の小林選手との差を20秒にまで広げる。3番手の佐藤選手と小林選手との差は約4秒。その後ろには片岡選手が走行し、佐藤選手とは10秒以上の開きがあり各車の間隔がどんどん開く。結局、トップの津曲選手が最後は独走状態でトップゴールをきめ最終ラウンドを優勝を獲得。さらに2015年度TGゴムタイヤクラスシリーズチャンピオンの座をも獲得した。この最終ラウンドでは、2位に小林選手、3位に佐藤選手がゴール。
グランドファイナル進出ドライバー
スポーツクラス グランドファイナル 20分間
皆川選手がスタートに出遅れて最後尾まで順位を落とす。一方、1番グリッド、2番グリッドスタートの西本選手、原田選手はうまくスタートしてレースをリード。その後ろを寺部選手、棚橋選手、梅本選手が走る。トップの西本選手が次第に後続の原田選手との差を広げ、レース中盤には10秒以上の差を広げる。2番手の原田選手以下も各車の間隔が徐々に広がり、レースは早くも膠着状態となってしまう。しかし、後半になると原田選手がトップの西本選手との差を詰め、一時4秒差までの距離となる。ところがトップの西本選手がラストスパートをかけて再び両者の差が広がる。その後ろでは3番手の寺部選手が原田選手との差を詰めてきており、ラスト1分で寺部選手が原田選手をパスして2番手に。そしてゴールタイムの20分を経過しトップの西本選手が見事逃げ切ってTQ優勝を果たした。2位に寺部選手、3位に原田選手。そしてポイント集計の結果、シリーズチャンピオンは梅本辰彦選手となった。
グランドファイナル進出ドライバー
レースリザルト
オープンクラス グランドファイナル 20分間
スタート直後に山田選手がマシントラブルにより最後尾順位となる。トップを新屋選手、2番手を寺内選手、3番手に松田選手と続く。寺内選手が徐々にトップの新屋選手との差を詰める。しかし、5分を過ぎて寺内選手はトラブルを抱えて大きく後退。これで松田選手が2番手となり、3番手に遠藤凛選手(MTX6/O.S.)4番手に田中選手。レース中盤になると4番手を走行していた田中選手のマシンにトラブルが発生。トランスポンダーの配線が抜けてしまいラップカウントが不能となり、事実上レースから脱落してしまう。一方、トップを走行する新屋選手がミスなく落ち着いた走行により首位をキープ。そのまま時間いっぱい逃げ切り、見事優勝を果たした。2位に松田選手、3位に遠藤選手が入賞。そして、本年度オープンクラスシリーズチャンピオンは山田勇人選手が獲得!
グランドファイナル進出ドライバー
レースリザルト
各クラスシリーズチャンピオン、及び2位、3位
レース後記
選手の皆様、本年度もPGTCにご参加頂き誠にありがとうございました。また、御協賛、ご協力頂いた関係各社様に厚く御礼申し上げます。レースに参加頂いた選手に提出頂いたアンケートの御意見を踏まえ、今後も参加者の皆様がよりいっそう楽しめるようなレース運営・企画を行っていきたいと考えておりますので、来年度も宜しくお願い致します。
PGTC運営委員会
シリーズチャンピオンの称号は誰の手に!?
2015年度最終戦となるPGTC第5ラウンドがセントラルレーシングパークわかやまにて開催された。
レース当日の朝は秋の冷え込みが厳しく、気温も10度を下回っていた。直前まで天候が危ぶまれていたが、レース当日は快晴に恵まれ参加選手は本年度最後のビッグレースに熱狂した。
本年度、CRPでの開催は2度目となる為、このラウンドでは周回方向を逆回りとし前回と異なるレイアウトでレースを行った。
予選(5分/3ラウンド)
TGゴムクラス
第2戦と前回の優勝者である津曲亮一選手(MTX5)が予選1ラウンド目ではまったく奮わず、河野哲弥選手(RRR)と安藤誠選手(RRR)がデッドヒート。しかし2ラウンド目になると津曲選手がマシンを仕上げてベストタイムをマークし河野選手と安藤選手に大きく差を付ける。そして2番手タイムを小林洋之選手が記録。3ラウンド目になって気温の上昇によるタイヤグリップのアップでベストラップを更新する選手が目立つ。ここでもトップの津曲選手が自己記録を更新し予選TQを獲得。予選総合2番手には小林選手、3番手には1、2ラウンドで乗り切れなかった片岡義人選手(NT1)が渾身の走りで13ラップをカウントしてゴール。
TGゴムクラス
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/ラジオ | |
1 | 津曲 亮一 | 13 | 05:00.7 | 22.636 | MTX5/SANWA |
2 | 小林 洋之 | 13 | 05:11.5 | 23.093 | R4/SANWA |
3 | 片岡 義人 | 13 | 05:15.3 | 23.414 | NT1/SANWA |
4 | 佐藤 清則 | 13 | 05:22.0 | 23.320 | 京商/FUTABA |
5 | 安藤 誠 | 13 | 05:23.5 | 24.044 | RRR/SANWA |
6 | 河野 哲弥 | 13 | 05:24.7 | 23.567 | RRR/SANWA |
7 | 菅野 仁司 | 12 | 05:17.7 | 24.507 | NT1/SANWA |
スポーツクラス
ポイントリーダーである梅本辰彦選手(MTX5/O.S.)にCRPの地元マイスター浅野一郎選手(NT1-15/O.S.)、西本光弘選手(S748/O.S.)、そしてPGTCフル参戦中の寺部泰三選手(NT1-15/O.S.)、松田誠選手(MTX6/O.S.)、原田博志選手(MTX6/Picco)、小沢忠志選手(MTX6/O.S.)、宮内与志行選手(MTX6/Nova)が挑む。1ラウンド目で西本選手が2番手タイムの浅野選手になんと9秒近い大差を付けて14周5分4秒でトップゴール。3番手に寺部選手、4番手に園原裕司選手(S748/O.S.)。2ラウンド目では浅野選手もトップの西本選手との差を詰めて14周5分9秒523を記録するが、原田選手のタイム14周5分9秒339が2番手タイムとなり浅野選手は3番手に。4番手にはポイントリーダー梅本選手が14周5分13秒をマーク。最終ラウンドでは西本選手が第2ラウンドで記録したタイムが打ち破られることなくTQタイムとなる。そしてシードを西本選手、原田選手、浅野選手、寺部選手が獲得し予選ラウンドを終える。
ポイントリーダー梅本選手 | CRPマイスター浅野選手 |
スポーツクラス予選最終結果TOP10
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 西本 光宏 | 14 | 05:03.4 | 21.162 | S748/O.S./SANWA |
2 | 原田 博志 | 14 | 05:07.2 | 21.279 | S748/PICCO/SANWA |
3 | 浅野 一朗 | 14 | 05:07.8 | 21.372 | NT1-15/O.S./SANWA |
4 | 寺部 泰三 | 14 | 05:08.9 | 21.350 | NT1-15/O.S./SANWA |
5 | 棚橋 研 | 14 | 05:13.1 | 21.607 | MTX6/NOVA/FUTABA |
6 | 梅本 辰彦 | 14 | 05:13.4 | 21.855 | MTX5/O.S./SANWA |
7 | 南園 孝司 | 14 | 05:14.2 | 21.769 | NT1-15/O.S./SANWA |
8 | 大垣 哲也 | 14 | 05:14.9 | 21.649 | HK1/O.S./SANWA |
9 | 園原 裕司 | 14 | 05:15.1 | 21.507 | S748/O.S./SANWA |
10 | 松田 誠 | 14 | 05:19.3 | 21.395 | MTX6REDS./SANWA |
オープンクラス
オープンクラスでは自身の仕事や、1/8レーシング世界選手権への参加準備などによりスケジュールの都合がつかないことで残念ながら数名のキャンセルがあり6選手だけでの戦いとなった。それでも各ドライバーのハイレベルな走りは見る者を魅了し、今回も注目のレースとなった。なお今回からスポーツクラスからステップアップした田中広芳選手(NT1/Picco)がオープンクラスに参戦した。
予選1ラウンド目から寺内選手(MTX6/Nova)が他車に大きく差をつけ15周5分6秒を記録。そして山田勇人選手(MTX6/Nova)、松田拓海選手(NT1-15/O.S.)が続くが寺内選手との差は6秒以上。2ラウンド目になると新屋昌希選手(MTX6/Nova)が5分10秒を記録して山田選手に並ぶ。最終ラウンドでは松田選手がトプゴールするもののタイムは伸びず寺内選手がTQを獲得。
オープンクラス予選最終結果
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 寺内 翼皓 | 15 | 05:03.9 | 19.668 | MTX6/NOVA/SANWA |
2 | 山田 勇斗 | 15 | 05:10.1 | 20.255 | MTX6/NOVA/SANWA |
3 | 新屋 昌希 | 15 | 05:10.8 | 20.349 | MTX6/NOVA/SANWA |
4 | 松田 拓海 | 15 | 05:15.7 | 20.449 | NT1-15/O.S./SANWA |
5 | 遠藤 凛 | 14 | 05:01.3 | 20.623 | MTX6/O.S./SANWA |
6 | 田中 広芳 | 14 | 05:08.1 | 21.698 | NT1/PICCO/SANWA |
勝ち上がり決勝
スポーツクラス
1/4ファイナル 10分間
スタート直後は小沢選手がトップを走行し、皆川誠選手(NT1/Nova)、竹原健選手(NT1/O.S.)そして海堀修平選手(S748/O.S.)が続く。しかし、すぐにトップの小沢選手がミスにより順位を大きく落とし、皆川選手がトップに躍り出る。そのまま皆川選手と竹原選手がレースをリード。そのあと、3番手の海堀選手が給油のタイミングでエンジンストール。タイムロスし、この間に間佐圭佑選手(RRR/O.S.)と小沢選手に抜かれてしまう。ところが小沢選手が再びトラブルにより順位が後退。これで4番手に海堀選手が浮上するがそのあと間佐選手をパスして3番手にまで順位を上げる。ここで時間切れとなりトップの皆川選手が先頭に竹原選手、海堀選手、間佐選手が1/2ファイナルへ勝ち上がることとなった。
1/2ファイナル 15分間
レース序盤は棚橋研選手(MTX6/Nova)がレースをリードし、梅本選手、大垣選手(HK1/O.S.)滝正行選手(MTX6/O.S.)が続く。1度目の給油時にトップの棚橋選手がトラブルの為か中盤まで順位を落としてしまう。このとき、後方からは園原選手が一気に3番手まで順位をあげ、そのまま2番手に順位を上げる。3番手には皆川選手となる。この1度目の給油のタイミングで大きく各選手の順位が入れ替わることとなりトップに梅本選手、2番手に園原選手、3番手に皆川選手、4番手に川田選手。その後、トップの梅本選手は安定した走りでトップをキープし、2番手の園原選手、皆川選手もグランドファイナル勝ち上がりを目指し安定したラップを刻む。そのうしろには川田選手、棚橋選手が続き、その後の展開は無く10分を経過して順次ゴール。
グランドファイナル進出ドライバー
スポーツクラス
順位 | ドライバー | モデル/エンジン/ラジオ |
1 | 西本 光宏 | S748/O.S./SANWA |
2 | 原田 博志 | MTX6/PICCO/SANWA |
3 | 浅野 一朗 | NT1-15/O.S./SANWA |
4 | 寺部 泰三 | NT1-15/O.S./SANWA |
5 | 梅本 辰彦 | MTX5/O.S./SANWA |
6 | 園原 裕司 | S748/O.S./SANWA |
7 | 皆川 誠 | NT1/NOVA/SANWA |
8 | 川田 裕章 | MTX6/O.S./SANWA |
9 | 棚橋 研 | MTX6/NOVA/FUTABA |
10 | 大垣 哲弥 | HK1/O.S./SANWA |
11 | 南園 裕司 | NT1-15/O.S./SANWA |
12 | 竹原 健 | NT1/O.S./FUTABA |
TGゴムクラス グランドファイナル 20分間
TQの津曲選手がスタート直後からハイペースで走行。後続の小林選手を引き離していく。3番手には河野選手がスタート直後にポジションをアップして走行。しかし、河野選手が8分を過ぎた頃にマシントラブルで最後尾に順位を落とす。これで3番手には佐藤清則選手(京商)となる。レース中盤になってもトップの津曲選手のペースは落ちる事なく、後続の小林選手との差を20秒にまで広げる。3番手の佐藤選手と小林選手との差は約4秒。その後ろには片岡選手が走行し、佐藤選手とは10秒以上の開きがあり各車の間隔がどんどん開く。結局、トップの津曲選手が最後は独走状態でトップゴールをきめ最終ラウンドを優勝を獲得。さらに2015年度TGゴムタイヤクラスシリーズチャンピオンの座をも獲得した。この最終ラウンドでは、2位に小林選手、3位に佐藤選手がゴール。
グランドファイナル進出ドライバー
TGゴムクラス TOP3 優勝 津曲選手 2位 小林選手 3位 佐藤選手 |
スポーツクラス グランドファイナル 20分間
皆川選手がスタートに出遅れて最後尾まで順位を落とす。一方、1番グリッド、2番グリッドスタートの西本選手、原田選手はうまくスタートしてレースをリード。その後ろを寺部選手、棚橋選手、梅本選手が走る。トップの西本選手が次第に後続の原田選手との差を広げ、レース中盤には10秒以上の差を広げる。2番手の原田選手以下も各車の間隔が徐々に広がり、レースは早くも膠着状態となってしまう。しかし、後半になると原田選手がトップの西本選手との差を詰め、一時4秒差までの距離となる。ところがトップの西本選手がラストスパートをかけて再び両者の差が広がる。その後ろでは3番手の寺部選手が原田選手との差を詰めてきており、ラスト1分で寺部選手が原田選手をパスして2番手に。そしてゴールタイムの20分を経過しトップの西本選手が見事逃げ切ってTQ優勝を果たした。2位に寺部選手、3位に原田選手。そしてポイント集計の結果、シリーズチャンピオンは梅本辰彦選手となった。
グランドファイナル進出ドライバー
スポーツクラス TOP3 優勝 西本選手 2位 寺部選手 3位 原田選手 |
レースリザルト
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 西本 光宏 | 54 | 20:18.9 | 21.224 | S748/O.S./SANWA |
2 | 寺部 泰三 | 53 | 20:08.3 | 21.682 | NT1-15/O.S./SANWA |
3 | 原田 博志 | 53 | 20:08.7 | 21.438 | S748/PICCO/SANWA |
4 | 棚橋 研 | 52 | 20:10.7 | 21.812 | MTX6/NOVA/FUTABA |
5 | 梅本 辰彦 | 52 | 20:20.9 | 21.706 | MTX5/O.S./SANWA |
6 | 大垣 哲也 | 52 | 20:22.5 | 21.921 | HK1/O.S./SANWA |
7 | 川田 裕章 | 51 | 20:11.1 | 21.846 | MTX6/O.S./SANWA |
8 | 南園 孝司 | 50 | 20:06.2 | 21.805 | NT1-15/O.S./SANWA |
9 | 園原 裕司 | 50 | 20:15.1 | 21.546 | S748/O.S./SANWA |
10 | 竹原 健 | 50 | 20:19.3 | 21.807 | NT1/O.S./FUTABA |
11 | 皆川 誠 | 47 | 20:23.9 | 22.144 | NT1/NOVA/SANWA |
12 | 浅野 一朗 | 0 | -.--- | -.--- | NT1-15/O.S./SANWA |
オープンクラス グランドファイナル 20分間
スタート直後に山田選手がマシントラブルにより最後尾順位となる。トップを新屋選手、2番手を寺内選手、3番手に松田選手と続く。寺内選手が徐々にトップの新屋選手との差を詰める。しかし、5分を過ぎて寺内選手はトラブルを抱えて大きく後退。これで松田選手が2番手となり、3番手に遠藤凛選手(MTX6/O.S.)4番手に田中選手。レース中盤になると4番手を走行していた田中選手のマシンにトラブルが発生。トランスポンダーの配線が抜けてしまいラップカウントが不能となり、事実上レースから脱落してしまう。一方、トップを走行する新屋選手がミスなく落ち着いた走行により首位をキープ。そのまま時間いっぱい逃げ切り、見事優勝を果たした。2位に松田選手、3位に遠藤選手が入賞。そして、本年度オープンクラスシリーズチャンピオンは山田勇人選手が獲得!
グランドファイナル進出ドライバー
オープンクラス TOP3 優勝 新屋選手 2位 松田選手 3位 遠藤選手 |
レースリザルト
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 新屋 昌希 | 57 | 20:12.3 | 20.415 | MTX6/NOVA/SANWA |
2 | 松田 拓海 | 56 | 20:04.3 | 20.599 | NT1-15/O.S./SANWA |
3 | 遠藤 凛 | 53 | 20:02.1 | 21.052 | MTX6/O.S./SANWA |
4 | 田中 広芳 | 22 | 08:23.9 | 21.629 | NT1/PICCO/SANWA |
5 | 寺内 翼皓 | 17 | 06:05.0 | 20.333 | MTX6/NOVA/SANWA |
6 | 山田 勇斗 | 3 | 01:26.7 | 24.189 | MTX6/NOVA/SANWA |
各クラスシリーズチャンピオン、及び2位、3位
TGゴムクラス ポイントランキング TOP3 チャンピオン 津曲選手 2位 片岡選手 3位 菅野選手 |
スポーツクラス ポイントランキング TOP3 チャンピオン 梅本選手 2位 浅野選手 3位 原田選手 |
オープンクラス ポイントランキング TOP3 チャンピオン 山田選手 2位 松田選手 3位 寺内選手 |
レース後記
選手の皆様、本年度もPGTCにご参加頂き誠にありがとうございました。また、御協賛、ご協力頂いた関係各社様に厚く御礼申し上げます。レースに参加頂いた選手に提出頂いたアンケートの御意見を踏まえ、今後も参加者の皆様がよりいっそう楽しめるようなレース運営・企画を行っていきたいと考えておりますので、来年度も宜しくお願い致します。
PGTC運営委員会