PGTC 2015 R4 嵐山パークウェイ レースレポート
PGTC 2015 in 嵐山パークウェイ
京都、嵐山パークウェイサーキットにてPGTC2015 第4戦が10月4日開催された。
昨年は悪天候で決勝を行うことが出来なかったが、今回は晴天の秋の京都での開催となりました。
嵐山パークウェイサーキット
高雄・嵐山パークウェイ内に設立されたサーキットであり、施設内は京都市内が一望できる展望台や遊園地、ドッグランやボートなどが家族で楽しめる好ロケーション。サーキットレイアウトは下り斜面となるホームストレートとアップダウンを含むコーナーが連続する中低速レイアウト。このサーキットの攻略ポイントはインフィールドの連続コーナー。アンダーステアを出さずに各コーナーをリズムよくクリアすることがタイムアップにつながる。
レース当日は、安全を考慮して最終コーナーに変更を加えレイアウトを一部変更し、そのため各組の練習走行も加えた後、予選をTGゴムクラスからスタートした。
予選(5分/3ラウンド)
TGゴムクラス
今回5名のエントリーで、1ヒートのみとなったTGゴムクラス。津曲亮一選手(MTX5/SANWA)がラウンドが進むにつれ本領を発揮。
1ラウンド目は佐藤 清則選手(京商/FUTABA)がトッゴールで16周5分2秒のタイム。
2ラウンド目に入ると、各選手のペースが上がり、トップ津曲亮一選手(MTX5/SANWA)が17周5分15秒、2番手の内山寛選手(MTX6/SANWA)が17周5分17秒をマーク。
最終ラウンドに津曲亮一選手(MTX5/SANWA)が更にタイムを更新し、17周5分5秒で見事TQ を獲得。
2番手は内山寛選手(MTX6/SANWA)、3番手には佐藤清則選手(京商/FUTABA)がそれぞれ入った。
TGゴムクラス予選最終結果
スポーツクラス
18名のエントリーとなったスポーツクラスはシード4名を争う戦いとなった。
3ヒート、6台ずつでの予選がスタート。各ヒートの上位勢は18周をマークし、18台中8台が1ラウンド目から18周をマークし、その中でも18周5分2秒台をたたき出した川畑大輔選手(HK1/NOVA/SANWA)がまずトップに立つ。2番手は梅本辰彦選手の18周の5分6秒台、3番手は伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)の18周5分7秒台で続く。
2ラウンド目に入り、各選手は自己タイムを更新する中、一気に2番手に浮上したのが松田誠選手(MTX6/O.S./SANWA)で、1ラウンド目の18周5分14秒台から9秒短縮し、18周5分5秒をたたき出す。1ラウンド目トップの川畑大輔選手(HK1/NOVA/SANWA)もタイムを更新し、18周5分0秒で、19周に入る勢いでトップを死守。3番手には梅本辰彦選手の18周5分6秒。
お昼休憩をはさみ、いよいよ最終ラウンドに突入。
3ラウンド目で、一気にタイムを上げてきたのが廣島健太郎選手(HK1/O.S./FUTABA)で、2ラウンド終了時点で11位に沈んでいたが、最終ラウンドで5分を走りきり、18周5分4秒台をマークし、見事シード内の3位を獲得。
TQを獲得したのは、1ラウンド目から常にトップの座を譲らなかった川畑大輔選手(HK1/NOVA/SANWA)で、タイムは惜しくも19周には届かなかったが、見事な18周5分0秒で、2番手梅本辰彦選手とは4秒の差をつけ、圧巻の走りで予選を制した。
スポーツクラス予選最終結果
※黄色字はシード確定選手
オープンクラス
10名のエントリーで2ヒート、5台づつに分かれての予選となったオープンクラス。
1ラウンド目から10台中7台が19周をマークするハイレベルな争いとなり、ラップタイムも15秒台に入り、トップに立ったのは今シーズン初参戦の嶋崎真弥選手(HK1/O.S./FUTABA)で19周5分2秒。2番手には高畑翔暉選手(HK1/O.S./FUTABA)の19周5分5秒、3番手には寺内翼皓選手(MTX6/NOVA/SANWA)の19周5分8秒で、上位3名は約3秒差間隔で、更なるタイム更新を狙う状況。
2ラウンド目に入り、他のクラス同様、各選手は自己タイムを更新する中、ラップタイムも15秒中盤にペースアップし、トップに躍り出たのは高畑翔暉選手(HK1/O.S./FUTABA)の19周5分2秒。2番手嶋崎真弥選手(HK1/O.S./FUTABA)とのタイム差 は僅か0.2秒。3番手に浮上してきたのは松田拓海選手(NT1-15/O.S./SANWA)で19周5分3秒。
各選手逆転TQをかけての最終第3ラウンド、多くの選手が自己タイムを更新する中、暫定TQの高畑翔暉選手(HK1/O.S./FUTABA)が更にタイムを1秒更新し、19周5分1秒をたたき出し見事TQを獲得。2番手は1ラウンド目に19周5分2秒をマークした嶋崎真弥選手(HK1/O.S./FUTABA)、3番手は松田拓海選手(NT1-15/O.S./SANWA)の19周5分3秒となり、最終的に上位4名は約1秒ずつの差でのハイレベルな予選結果となった。
オープンクラス予選最終結果
勝ち上がり決勝
スポーツクラス
1/4ファイナル 10分間
7台中、上位3台が次の1/2(セミ)ファイナルへ勝ち上がることが出来る10分間の1/4ファイナル、まず、ゼッケン1番の内山寛選手(MTX6/NOVA/SANWA) が好スタートをきりレースをリード。2番手にはゼッケン4番の田中広芳選手(NT1/PICCO/SANWA)、3番手にはゼッケン3番の小沢忠史選手(MTX6/OS/SANWA) の順で、この順位のまま最初の給油を終えた6分過ぎ、上位2台が一気に後退、3番手を走行していた小沢忠史選手(MTX6/OS/SANWA)がトップに浮上。2番手は菊見真二選手(S748/FUTABA)でトップとは約10秒差であったが、レースも残り2分となったあたりで、菊見真二選手(S748/FUTABA)がポジションダウンし、2番手には渡辺匡弘選手(MTX6/O.S./SANWA)、3番手に宮内与志行選手がそ れぞ上がってきた。この時点でトップと2位の差は16秒となり、小沢、渡辺、宮内選手3名が1/2ファイナルへ進出となった。
1/2ファイナル10分間
グランドファイナル進出をかけたセミファイナルでは10台中、上位6台のマシンが勝ち上がることができる。スタート直後はほぼゼッケン順にレースが進行し、トップから伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)、富岡慎雄 選手(S748/O.S./SANWA)、 原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)、寺部泰三選手(NT1-15/O.S./SANWA)がレースをリード。
3分を経過したあたりで、レースをリードしていた伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)と富岡慎雄選手(S748/O.S./SANWA)が3、4番手に後退し、変わって原田博志選手( S748/PICCO/SANWA)、寺部泰三選手(NT1-15/O.S./SANWA)がレースをリードする。給油を終えた6分過ぎあたりから、2番手を走行していた寺部泰三選手(NT1-15/O.S./SANWA)が徐々に後退し4番手となり、原田、伏本、富岡、寺部選手の順で終盤を迎える。
レースも残り1分を切ったあたりで、トップの原田選手は安定した走行で2位との差を12秒以上つけラストスパートかける。富岡選手は伏本選手をかわし、2番手に浮上しゴール。
上位4名に加え、小島和明選手(MTX6/O.S./SANWA)、棚橋研選手(MTX6/NOVA/FUTABA)もグランドファイナル進出を決めた。
グランドファイナル進出ドライバー
TGゴムクラス グランドファイナル 15分間
スタート直後からゼッケンどうりの順位で、津曲亮一選手(MTX5/SANWA)がレースをリード。
エンジンの燃費が良いことから、15分間で1回給油(7分半)で組み立てる選手がほとんどで、6分を経過したあたりで2番手を走行していた内山寛選手(MTX6/SANWA)がトラブルにより最後尾まで後退し、2番手には佐藤清則選手(京商/FUTABA)がつけ、トップの津曲亮一選手(MTX5/SANWA)を追いかける展開。
TQの津曲亮一選手(MTX5/SANWA)は他の選手より速いペースでかつ安定していた為、後続の選手も周回を重ねるごとに、差がどんどん広がる展開で、津曲亮一選手(MTX5/SANWA)の独走状態となる。
レース後半も順位変動が無いまま、15分経過し、津曲亮一選手(MTX5/SANWA)が貫禄の優勝、2位には佐藤清則選手(京商/FUTABA)、3位に片岡義人選手(NT1/FUTABA)が入った。
スポーツクラス グランドファイナル 15分間
予選結果上位4名と、1/2ファイナルから勝ち上がった6名の計10名によるグランドファイナル。
レース序盤、大きく順位が変動する中、トップに立ったのはゼッケン7番の伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)、2番手にゼッケン2番の梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)、3番手にはゼッケン5番の原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)がつける。 3分を経過したあたりでゼッケン5番の原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)が2番手に浮上し、3番手にゼッケン9番の小島和明選手(MTX6/O.S./SANWA)がつけ、梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)は4番手に後退。4分を経過したあたりで再び梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)が3番手に上がり、以前トップは伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)、2番手には原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)がつける展開。5分を経過し、1回目の給油も各選手確実にこなし、レース終盤まで上位の順位変動が無いまま、伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)の独走が続く。
レースもいよいよ終盤、最後の給油も終え、残り4分となるあたりから、梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)が徐々に順位を上げ、2番手となりトップ伏本一選手とは約10秒差。あと残り1分をきったところで、トップを走行していた伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)が3番手に後退し、梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)がトップに浮上しそのままゴール。
優勝は梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)、2位原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)、3位伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)となった。
オープンクラス グランドファイナル 15分間
仕切りなおしとなったオープンクラスのファイナル。徐々に日が翳ってくる中15分間のバトルがスタート。
レース序盤でゼッケン4番寺内翼皓選手(MTX6/NOVA/SANWA)が早々にリタイヤし、1回目の給油が終わった6分あたりで松田拓海選手(NT1-15/O.S./SANWA)も操縦台を降りる。その間にトップに立ったのはゼッケン8番の山田勇斗選手(MTX6/NOVA/SANWA)、2番手に大東肇選手(MTX6/REDS/SANWA) 、3番手に杉浦諒選手(MTX6/O.S./SANWA)、4番手に神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)とオープンクラス初優勝を虎視眈々と狙う若武者達のバトルへと様相を変えた。
レース中盤、神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)が2番手に浮上し、トップの山田勇斗選手(MTX6/NOVA/SANWA)を猛追する展開。
最後の給油を終え、大東肇選手(MTX6/REDS/SANWA) が後退する中、新たな若武者、小口和馬選手(MTX6/NOVA/SANWA) が4番手に上がり、残り5分をきり、4つ巴の戦いへと入っていた。レースをリードする山田勇斗選手(MTX6/NOVA/SANWA)は磐石な体制で、2番手神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)との差を10秒以上保ちつつ、ラスト2分は築き上げたセーフティーマージンのおかげで、17秒台にラップタイムを落とすが、確実に 、ミスする事無く完走することを心がけ、見事ゴール。 PGTCオープンクラス初優勝を飾った。
2位には久方ぶりの参戦ではあったが、才能を垣間見させる速さと、かつ安定感を見せた神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)。
3位は急成長を見せる杉浦諒選手(MTX6/O.S./SANWA)がそれぞ表彰台を獲得した。
レース後は、恒例のじゃんけん大会で大いに盛り上がりました。
参加された皆様大変お疲れ様でした。次戦(最終戦)は11月1日に和歌山県のCRPにて開催致します。
皆様のご参加をお待ちしております。
京都、嵐山パークウェイサーキットにてPGTC2015 第4戦が10月4日開催された。
昨年は悪天候で決勝を行うことが出来なかったが、今回は晴天の秋の京都での開催となりました。
嵐山パークウェイサーキット
高雄・嵐山パークウェイ内に設立されたサーキットであり、施設内は京都市内が一望できる展望台や遊園地、ドッグランやボートなどが家族で楽しめる好ロケーション。サーキットレイアウトは下り斜面となるホームストレートとアップダウンを含むコーナーが連続する中低速レイアウト。このサーキットの攻略ポイントはインフィールドの連続コーナー。アンダーステアを出さずに各コーナーをリズムよくクリアすることがタイムアップにつながる。
レース当日は、安全を考慮して最終コーナーに変更を加えレイアウトを一部変更し、そのため各組の練習走行も加えた後、予選をTGゴムクラスからスタートした。
予選(5分/3ラウンド)
TGゴムクラス
今回5名のエントリーで、1ヒートのみとなったTGゴムクラス。津曲亮一選手(MTX5/SANWA)がラウンドが進むにつれ本領を発揮。
1ラウンド目は佐藤 清則選手(京商/FUTABA)がトッゴールで16周5分2秒のタイム。
2ラウンド目に入ると、各選手のペースが上がり、トップ津曲亮一選手(MTX5/SANWA)が17周5分15秒、2番手の内山寛選手(MTX6/SANWA)が17周5分17秒をマーク。
最終ラウンドに津曲亮一選手(MTX5/SANWA)が更にタイムを更新し、17周5分5秒で見事TQ を獲得。
2番手は内山寛選手(MTX6/SANWA)、3番手には佐藤清則選手(京商/FUTABA)がそれぞれ入った。
TGゴムクラス予選最終結果
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/ラジオ | |
1 | 津曲 亮一 | 17 | 05:05.6 | 17.550 | MTX5/SANWA |
2 | 内山 寛 | 17 | 05:17.4 | 17.769 | MTX6/SANWA |
3 | 佐藤 清則 | 16 | 05:01.9 | 18.058 | 京商/FUTABA |
4 | 片岡 義人 | 16 | 05:07.0 | 17.358 | NT1/FUTABA |
5 | 菅野 仁司 | 16 | 05:18.8 | 18.728 | NT1/SANWA |
スポーツクラス
18名のエントリーとなったスポーツクラスはシード4名を争う戦いとなった。
3ヒート、6台ずつでの予選がスタート。各ヒートの上位勢は18周をマークし、18台中8台が1ラウンド目から18周をマークし、その中でも18周5分2秒台をたたき出した川畑大輔選手(HK1/NOVA/SANWA)がまずトップに立つ。2番手は梅本辰彦選手の18周の5分6秒台、3番手は伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)の18周5分7秒台で続く。
2ラウンド目に入り、各選手は自己タイムを更新する中、一気に2番手に浮上したのが松田誠選手(MTX6/O.S./SANWA)で、1ラウンド目の18周5分14秒台から9秒短縮し、18周5分5秒をたたき出す。1ラウンド目トップの川畑大輔選手(HK1/NOVA/SANWA)もタイムを更新し、18周5分0秒で、19周に入る勢いでトップを死守。3番手には梅本辰彦選手の18周5分6秒。
お昼休憩をはさみ、いよいよ最終ラウンドに突入。
3ラウンド目で、一気にタイムを上げてきたのが廣島健太郎選手(HK1/O.S./FUTABA)で、2ラウンド終了時点で11位に沈んでいたが、最終ラウンドで5分を走りきり、18周5分4秒台をマークし、見事シード内の3位を獲得。
TQを獲得したのは、1ラウンド目から常にトップの座を譲らなかった川畑大輔選手(HK1/NOVA/SANWA)で、タイムは惜しくも19周には届かなかったが、見事な18周5分0秒で、2番手梅本辰彦選手とは4秒の差をつけ、圧巻の走りで予選を制した。
スポーツクラス予選最終結果
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 川畑 大輔 | 18 | 05:00.2 | 16.008 | HK1/NOVA/SANWA |
2 | 梅本 辰彦 | 18 | 05:04.4 | 16.215 | MTX5/O.S./SANWA |
3 | 廣島 健太郎 | 18 | 05:04.7 | 16.529 | HK1/O.S./FUTABA |
4 | 松田 誠 | 18 | 05:05.8 | 16.586 | MTX6/O.S./SANWA |
5 | 富岡 慎雄 | 18 | 05:05.8 | 16.491 | S748/O.S./SANWA |
6 | 原田 博志 | 18 | 05:06.3 | 16.522 | S748/PICCO/SANWA |
7 | 伏本 一 | 18 | 05:07.5 | 16.501 | NT1/NOVA/FUTABA |
8 | 寺部 泰三 | 18 | 05:08.6 | 16.567 | NT1-15/O.S./SANWA |
9 | 伏本 祐美子 | 18 | 05:08.7 | 16.614 | NT1/O.S./FUTABA |
10 | 棚橋 研 | 18 | 05:12.9 | 16.663 | MTX6/NOVA/FUTABA |
11 | 小島 和明 | 18 | 05:13.1 | 16.492 | MTX6/O.S./SANWA |
12 | 内山 寛 | 18 | 05:13.5 | 16.761 | MTX6/NOVA/SANWA |
13 | 本房 健 | 18 | 05:16.5 | 16.693 | S748/O.S./SANWA |
14 | 小沢 忠史 | 18 | 05:17.2 | 16.697 | MTX6/OS/SANWA |
15 | 田中 広芳 | 18 | 05:19.8 | 16.179 | NT1/PICCO/SANWA |
16 | 渡辺 匡弘 | 17 | 05:14.3 | 16.990 | MTX6/O.S./SANWA |
17 | 菊見 真二 | 17 | 05:17.2 | 17.444 | S748/FUTABA |
18 | 宮内 与志行 | 16 | 05:01.7 | 17.788 | MTX6/NOVA/SANWA |
オープンクラス
10名のエントリーで2ヒート、5台づつに分かれての予選となったオープンクラス。
1ラウンド目から10台中7台が19周をマークするハイレベルな争いとなり、ラップタイムも15秒台に入り、トップに立ったのは今シーズン初参戦の嶋崎真弥選手(HK1/O.S./FUTABA)で19周5分2秒。2番手には高畑翔暉選手(HK1/O.S./FUTABA)の19周5分5秒、3番手には寺内翼皓選手(MTX6/NOVA/SANWA)の19周5分8秒で、上位3名は約3秒差間隔で、更なるタイム更新を狙う状況。
2ラウンド目に入り、他のクラス同様、各選手は自己タイムを更新する中、ラップタイムも15秒中盤にペースアップし、トップに躍り出たのは高畑翔暉選手(HK1/O.S./FUTABA)の19周5分2秒。2番手嶋崎真弥選手(HK1/O.S./FUTABA)とのタイム差 は僅か0.2秒。3番手に浮上してきたのは松田拓海選手(NT1-15/O.S./SANWA)で19周5分3秒。
各選手逆転TQをかけての最終第3ラウンド、多くの選手が自己タイムを更新する中、暫定TQの高畑翔暉選手(HK1/O.S./FUTABA)が更にタイムを1秒更新し、19周5分1秒をたたき出し見事TQを獲得。2番手は1ラウンド目に19周5分2秒をマークした嶋崎真弥選手(HK1/O.S./FUTABA)、3番手は松田拓海選手(NT1-15/O.S./SANWA)の19周5分3秒となり、最終的に上位4名は約1秒ずつの差でのハイレベルな予選結果となった。
オープンクラス予選最終結果
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 高畑 翔暉 | 19 | 05:01.7 | 15.461 | HK1/O.S./FUTABA |
2 | 嶋崎 真弥 | 19 | 05:02.8 | 15.596 | HK1/O.S./FUTABA |
3 | 松田 拓海 | 19 | 05:03.8 | 15.598 | NT1-15/PICCO/SANWA |
4 | 寺内 翼皓 | 19 | 05:04.5 | 15.641 | MTX6/NOVA/SANWA |
5 | 大東 肇 | 19 | 05:08.4 | 15.855 | MTX6/REDS/SANWA |
6 | 横山 慎之佑 | 19 | 05:08.6 | 15.618 | MTX6/O.S./FUTABA |
7 | 小口 和馬 | 19 | 05:09.0 | 15.782 | MTX6/NOVA/SANWA |
8 | 山田 勇斗 | 19 | 05:09.9 | 15.646 | MTX6/NOVA/SANWA |
9 | 神田 侑輝 | 19 | 05:12.2 | 16.039 | MTX6/NOVA/SANWA |
10 | 杉浦 諒 | 18 | 05:02.1 | 16.184 | MTX6/O.S./SANWA |
勝ち上がり決勝
スポーツクラス
1/4ファイナル 10分間
7台中、上位3台が次の1/2(セミ)ファイナルへ勝ち上がることが出来る10分間の1/4ファイナル、まず、ゼッケン1番の内山寛選手(MTX6/NOVA/SANWA) が好スタートをきりレースをリード。2番手にはゼッケン4番の田中広芳選手(NT1/PICCO/SANWA)、3番手にはゼッケン3番の小沢忠史選手(MTX6/OS/SANWA) の順で、この順位のまま最初の給油を終えた6分過ぎ、上位2台が一気に後退、3番手を走行していた小沢忠史選手(MTX6/OS/SANWA)がトップに浮上。2番手は菊見真二選手(S748/FUTABA)でトップとは約10秒差であったが、レースも残り2分となったあたりで、菊見真二選手(S748/FUTABA)がポジションダウンし、2番手には渡辺匡弘選手(MTX6/O.S./SANWA)、3番手に宮内与志行選手がそ れぞ上がってきた。この時点でトップと2位の差は16秒となり、小沢、渡辺、宮内選手3名が1/2ファイナルへ進出となった。
1/2ファイナル10分間
グランドファイナル進出をかけたセミファイナルでは10台中、上位6台のマシンが勝ち上がることができる。スタート直後はほぼゼッケン順にレースが進行し、トップから伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)、富岡慎雄 選手(S748/O.S./SANWA)、 原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)、寺部泰三選手(NT1-15/O.S./SANWA)がレースをリード。
3分を経過したあたりで、レースをリードしていた伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)と富岡慎雄選手(S748/O.S./SANWA)が3、4番手に後退し、変わって原田博志選手( S748/PICCO/SANWA)、寺部泰三選手(NT1-15/O.S./SANWA)がレースをリードする。給油を終えた6分過ぎあたりから、2番手を走行していた寺部泰三選手(NT1-15/O.S./SANWA)が徐々に後退し4番手となり、原田、伏本、富岡、寺部選手の順で終盤を迎える。
レースも残り1分を切ったあたりで、トップの原田選手は安定した走行で2位との差を12秒以上つけラストスパートかける。富岡選手は伏本選手をかわし、2番手に浮上しゴール。
上位4名に加え、小島和明選手(MTX6/O.S./SANWA)、棚橋研選手(MTX6/NOVA/FUTABA)もグランドファイナル進出を決めた。
グランドファイナル進出ドライバー
ドライバー | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 川畑 大輔 | HK1/NOVA/SANWA |
2 | 梅本 辰彦 | MTX5/O.S./SANWA |
3 | 廣島 健太郎 | HK1/O.S./FUTABA |
4 | 松田 誠 | MTX6/O.S./SANWA |
5 | 原田 博志 | S748/PICCO/SANWA |
6 | 富岡 慎雄 | S748/O.S./SANWA |
7 | 伏本 一 | NT1/NOVA/FUTABA |
8 | 寺部 泰三 | NT1-15/O.S./SANWA |
9 | 小島 和明 | MTX6/O.S./SANWA |
10 | 棚橋 研 | MTX6/NOVA/FUTABA |
TGゴムクラス グランドファイナル 15分間
スタート直後からゼッケンどうりの順位で、津曲亮一選手(MTX5/SANWA)がレースをリード。
エンジンの燃費が良いことから、15分間で1回給油(7分半)で組み立てる選手がほとんどで、6分を経過したあたりで2番手を走行していた内山寛選手(MTX6/SANWA)がトラブルにより最後尾まで後退し、2番手には佐藤清則選手(京商/FUTABA)がつけ、トップの津曲亮一選手(MTX5/SANWA)を追いかける展開。
TQの津曲亮一選手(MTX5/SANWA)は他の選手より速いペースでかつ安定していた為、後続の選手も周回を重ねるごとに、差がどんどん広がる展開で、津曲亮一選手(MTX5/SANWA)の独走状態となる。
レース後半も順位変動が無いまま、15分経過し、津曲亮一選手(MTX5/SANWA)が貫禄の優勝、2位には佐藤清則選手(京商/FUTABA)、3位に片岡義人選手(NT1/FUTABA)が入った。
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/ラジオ | |
1 | 津曲 亮一 | 50 | 15:07.0 | 16.959 | MTX5/SANWA |
2 | 佐藤 清則 | 49 | 15:15.7 | 17.312 | 京商/FUTABA |
3 | 片岡 義人 | 47 | 15:10.2 | 18.049 | NT1/FUTABA |
4 | 内山 寛 | 45 | 15:07.7 | 17.701 | MTX6/SANWA |
5 | 菅野 仁司 | 44 | 15:12.9 | 19.186 | NT1/SANWA |
スポーツクラス グランドファイナル 15分間
予選結果上位4名と、1/2ファイナルから勝ち上がった6名の計10名によるグランドファイナル。
レース序盤、大きく順位が変動する中、トップに立ったのはゼッケン7番の伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)、2番手にゼッケン2番の梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)、3番手にはゼッケン5番の原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)がつける。 3分を経過したあたりでゼッケン5番の原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)が2番手に浮上し、3番手にゼッケン9番の小島和明選手(MTX6/O.S./SANWA)がつけ、梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)は4番手に後退。4分を経過したあたりで再び梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)が3番手に上がり、以前トップは伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)、2番手には原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)がつける展開。5分を経過し、1回目の給油も各選手確実にこなし、レース終盤まで上位の順位変動が無いまま、伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)の独走が続く。
レースもいよいよ終盤、最後の給油も終え、残り4分となるあたりから、梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)が徐々に順位を上げ、2番手となりトップ伏本一選手とは約10秒差。あと残り1分をきったところで、トップを走行していた伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)が3番手に後退し、梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)がトップに浮上しそのままゴール。
優勝は梅本辰彦選手(MTX5/O.S./SANWA)、2位原田博志選手(S748/PICCO/SANWA)、3位伏本一選手(NT1/NOVA/FUTABA)となった。
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 梅本 辰彦 | 52 | 15:15.1 | 16.415 | MTX5/O.S./SANWA |
2 | 原田 博志 | 51 | 15:01.9 | 16.613 | S748/PICCO/SANWA |
3 | 伏本 一 | 51 | 15:15.7 | 16.437 | NT1/NOVA/FUTABA |
4 | 棚橋 研 | 50 | 15:02.1 | 16.695 | MTX6/NOVA/FUTABA |
5 | 小島 和明 | 50 | 15:08.7 | 16.779 | MTX6/O.S./SANWA |
6 | 富岡 慎雄 | 48 | 15:07.8 | 16.608 | S748/O.S./SANWA |
7 | 松田 誠 | 44 | 15:11.8 | 16.497 | MTX6/O.S./SANWA |
8 | 川畑 大輔 | 35 | 14:36.0 | 16.005 | HK1/NOVA/SANWA |
9 | 廣島 健太郎 | 20 | 06:59.3 | 16.722 | HK1/O.S./FUTABA |
10 | 寺部 泰三 | 20 | 08:55.3 | 16.466 | NT1-15/O.S./SANWA |
オープンクラス グランドファイナル 15分間
仕切りなおしとなったオープンクラスのファイナル。徐々に日が翳ってくる中15分間のバトルがスタート。
レース序盤でゼッケン4番寺内翼皓選手(MTX6/NOVA/SANWA)が早々にリタイヤし、1回目の給油が終わった6分あたりで松田拓海選手(NT1-15/O.S./SANWA)も操縦台を降りる。その間にトップに立ったのはゼッケン8番の山田勇斗選手(MTX6/NOVA/SANWA)、2番手に大東肇選手(MTX6/REDS/SANWA) 、3番手に杉浦諒選手(MTX6/O.S./SANWA)、4番手に神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)とオープンクラス初優勝を虎視眈々と狙う若武者達のバトルへと様相を変えた。
レース中盤、神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)が2番手に浮上し、トップの山田勇斗選手(MTX6/NOVA/SANWA)を猛追する展開。
最後の給油を終え、大東肇選手(MTX6/REDS/SANWA) が後退する中、新たな若武者、小口和馬選手(MTX6/NOVA/SANWA) が4番手に上がり、残り5分をきり、4つ巴の戦いへと入っていた。レースをリードする山田勇斗選手(MTX6/NOVA/SANWA)は磐石な体制で、2番手神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)との差を10秒以上保ちつつ、ラスト2分は築き上げたセーフティーマージンのおかげで、17秒台にラップタイムを落とすが、確実に 、ミスする事無く完走することを心がけ、見事ゴール。 PGTCオープンクラス初優勝を飾った。
2位には久方ぶりの参戦ではあったが、才能を垣間見させる速さと、かつ安定感を見せた神田侑輝選手(MTX6/NOVA/SANWA)。
3位は急成長を見せる杉浦諒選手(MTX6/O.S./SANWA)がそれぞ表彰台を獲得した。
順位 | ドライバー | トータルタイム | ベストラップ | モデル/エンジン/ラジオ | |
1 | 山田 勇斗 | 54 | 15:11.9 | 15.576 | MTX6/NOVA/SANWA |
2 | 神田 侑輝 | 53 | 15:05.6 | 16.059 | MTX6/NOVA/SANWA |
3 | 杉浦 諒 | 53 | 15:13.7 | 16.044 | MTX6/O.S./SANWA |
4 | 小口 和馬 | 53 | 15:16.6 | 15.934 | MTX6/NOVA/SANWA |
5 | 大東 肇 | 51 | 15:09.9 | 16.082 | MTX6/REDS/SANWA |
6 | 高畑 翔暉 | 46 | 15:17.9 | 15.482 | HK1/O.S./FUTABA |
7 | 横山 慎之佑 | 35 | 10:19.3 | 16.245 | MTX6/O.S./FUTABA |
8 | 嶋崎 真弥 | 25 | 15:03.2 | 15.823 | HK1/O.S./FUTABA |
9 | 松田 拓海 | 20 | 05:49.1 | 15.634 | NT1-15/O.S./SANWA |
10 | 寺内 翼皓 | 4 | 01:09.1 | 15.744 | MTX6/NOVA/SANWA |
レース後は、恒例のじゃんけん大会で大いに盛り上がりました。
参加された皆様大変お疲れ様でした。次戦(最終戦)は11月1日に和歌山県のCRPにて開催致します。
皆様のご参加をお待ちしております。